いつもはコンサートのことをブログで書いてますが、たまにはコンサート以外のことで、お気に入りを発見したので、紹介します♪
それはtwitterのフォロワさんがお薦めしていたフォルクマーク・アンドレーエがウィーン交響楽団を指揮したブルックナーの交響曲全集です♪
元々ブルックナーの交響曲は、聴かず嫌いというか苦手でしたが、今年1月のスクロヴァチェフスキと読響の演奏があまりも素晴しく、それ以来ハマってしまい、そのタイミングでのお薦めのtweetと偶然にもNAXOS MUSIC LIBRARYにこの全集がUPされていたので、早速聴いてみることに♪
この指揮者まったく知りませんし、録音も1953年の古いモノラル録音、お薦めがなかったらいくらNMLにUPされていても聴くことはなかったと思います。
しかし…聴いてみるとこれが本当に素晴しい!!
ブルックナー・ビギナーのMoKuさんが感動したくらいだから相当凄い演奏だと思います。
演奏は、昨今主流のパーヴォのような美しく流れるような演奏でなく、素朴でごつごつした感じですが、これが個人的にはハマり、ブルックナーは、こうじゃなきゃって思わず喝采を叫んでしまいました♪
音質もORFが放送用に録音した音源なので、モノラルでも聴きやすく、当時のウィーン交響楽団の力強い金管やうねる弦の音色もよく伝わり、マーラーと違い音響的効果もそこまで必要としないブルックナーの場合、これだけ良質なモノラル録音なら鑑賞には充分すぎるくらいです…寧ろこの演奏は、モノラルだから味があると言えます♪
指揮者のアンドレーエ(スイスの生まれらしいです)の経歴などは、フォロワさん情報だとブルックナーにマイライフを捧げた方らしく、この全集での演奏解釈も安定しており、奇を衒うこともなく堂々したブルックナーを聴かせてくれます♪
ぜひ多くの方にこのブルックナーの交響曲全集を聴いて欲しいです♪