【お悩み相談】ずっと子供でいたい | ちゃんとしなきゃ!頑張らなきゃはもう卒業!ありのままで輝く

ちゃんとしなきゃ!頑張らなきゃはもう卒業!ありのままで輝く

あなたは本当の自分を生きていますか?子育てや仕事、人間関係などうまくいかないことだらけ・・本来のあなたらしさを取り戻して、あなたらしさ一杯で過ごせるよう願いを込めて、心理カウンセラーの立場から、心理学のエッセンスや気づきを綴っていきます。

こんにちは!

 

今日もお読みくださり、ありがとうございます。

心理カウンセラーの馬場かよです。

 

 

今日は、『ココロノマルシェ』へ投稿されたご相談に回答させていただきます。

 

 

★ココロノマルシェとは、ベストセラー作家でもある

根本裕幸カウンセラーのお弟子たちが、回答を行う無料のお悩み掲示板です。

 

 

今回のご相談文はこちら▼

 

 

 

皆様、こんにちは。
mと申します。
誰に言えばいいものか悩みこちらに書き込んでます。アラフォー女子、です。

毎日、やる気もなく日々を消化するように生きています。
実家住まいで給料の安いぬるま湯のような会社に勤めています。
家のことは全て母がしているのでほぼ何もせず日々をダラダラと過ごしています。
趣味や楽しみもなく、何にたいしてもやる気が出ないので、今日はずっと布団にこもって動画を見ながらぼんやりしています。

幼少期から周囲の目を気にする敏感な性質を持っており、教師からの虐待にいじめなど、幼少期~大人になるまでずっと体験してきました。
どこにいっても誰かにいじめられるのです。
父にも母にも繊細な気質について理解を得られず寂しい思いはたくさんしましたが、実家に守られて生きてきたとも思います。
20代は引きこもりでゲームに依存して過ごしており、親密感の恐れから友人もいないので周囲と比べて社会経験も乏しいと思います 。

実家に甘える一方で、いつも誰かに、何かに依存し、誰かに従っている感じで。不安と、いじめのトラウマか一人ぼっちになる恐怖に怯えながら暮らしてもいます。
一人は寂しいけど人の中にいるのも怖いです。

会社はぬるま湯のようなところですが、退屈さもあり、人間関係にそこまで問題もないのに、逃げたい逃げたいと毎日思います。
幼い子供みたいに、守られている状態で毎日毎日ただゲームとかして過ごしたい、とか。
そんなことばかりが頭をよぎります。
何も出来なくても許される小さい子供にかえりたい とばかり思っています。
もっと大人にならなくては、と気持ちだけが焦ります。
こんな自分が楽に、自分を取り戻していくのにはどうしたらいいものでしょうか。

大人な女性陣が多い中、こんな質問大丈夫かと不安なのですが、、どうぞよろしくお願いいたします。
 

 

 

回答はこちら

 

馬場 かよと申します。

mさん、ご相談ありがとうございます。

日々を鬱々としながら、ただ消化するかのように時間が
過ぎ去っていくのは、苦しいですよね・・
「このままでいいのだろうか」という焦る気持ちもよくわかります。


このまま、充実感なく、偽りの自分として日々を過ごしていくのだと思うと
何も感じずにはいられないと思います。
この違和感、焦りはmさんにとって大切な気づき、サインだと思います。
ぜひご自身と向き合うきっかけにしてくださいね、これからの自分自身のために。

 

 

 

  あなたにとっての大人の定義とは?

 



早速ですが、mさんにとっての大人の定義について

お聞きしてみたいとおもいます。

mさんにとっての大人とはどういう人を指しますか?
mさんにとっての大人の定義について、一度、箇条書きでも良いので、書き出してみてくださいね。

ご相談文から想像するに、おそらくですが
「大人とは、嫌なことでも我慢をしてこなせる人」
「大人とは、何に対しても自立していて、一人で何でもできて、こなせる人」
といったイメージをお持ちではないでしょうか?

 


>「何も出来なくても許される小さい子供に帰りたい」とありますし、
>「家のことは、何もせず、日々ダラダラと過ごしています」

 


と書いてくださっていることから、
mさんの中に、「何もできない自分はダメなんだ」「嫌なことを我慢してやれない自分はダメなんだ」
といった自分を否定するセルフイメージをお持ちの印象を受けました。


もし、大人になることが、嫌なことでも我慢してこなせる人、何でも自立的にこなせる人だという
定義づけをしていた場合、

大人になる=今の自分(現在のmさんの中にあるセルフイメージの自分)を否定することになるので
mさんの心は、すんなり大人になることを受け入れることができないのではないかと思います。


結論から先にお伝えすると、
今のご自身を認めて、許し、受け入れてあげることができたら、

割と自然な形で、自分を取り戻せる行動がとりやすくなると思います。

 

つまり、


「できない自分でもいいし、できる自分でもいい」
「子どもっぽくてもいいし、大人でもいい」
「我慢してやれなくてもいい」
といった具合に、自分自身に善悪をつけず、「それが私なんだ」と開き直りにも近い心境ではありますが、

一旦認めてあげてしまうんです。



ただ、これが意外と難しいですよね?
自己嫌悪感や抵抗感が出てくると思います。
そしてその正体は、罪悪感ではないでしょうか。
幼少期での原体験、そして思春期頃のいじめの経験などで植え付けられているのではないかと思います。



「こんな私ではだめなんだ」という
ありのままでいることへの罪悪感、生や存在そのものに対する強い罪悪感を強くお持ちなのではないでしょうか。
だから、ありのままの自分自身でいることへの許しがご自身の中でおりないのではなかと。



mさんは、幼い頃に、
思う存分、子どもの自分で甘えたり、受け入れてもらえた記憶はありますか?


幼少期にありのままの子どもの自分で、子供らしくいさせてもらえなかったり、

強烈に印象に残っている親からの拒否の言葉やシーンがあると、深い意識下に、

私は、ありのままの自分では受け入れてもらえない」といったセルフイメージや信念、思い込みを抱くことがあります。

 

 


また、良い子になろうと頑張った経験が成功体験として残っていると、そのパターンを手放せなくなるんですね。
大人になっても、本来の自分らしさを外の世界で出すのが怖くなります。

 


親の前でもありのままの素直な自分で認められたと思えないのに、

外の世界でありのままの本来の自分で受け入れてもらえるなんて夢にも思わないですから。

少し、幼い頃のことを思い出してみてください。

たくさん、ワガママを言ったり、泣いたり、することができていましたか?
あるいは、いつも大変そうだったり、笑顔のない親の姿などを見て、心を痛めながらも良い子になろうと頑張ったりした経験などないでしょうか?

幼い頃のmさんにとっては、そうすることでしか生きれなかった(安心できなかった、怒られずに済むなど)
かもしれませんが、大人になったmさんであれば、そんな幼い頃の自分自身の気持ちに寄り添って、優しい声掛けができるはずですね。
そのころの満たされなかった気持ちを自分自身で撫でてあげるように、包み込んであげてください。


そして無理に大人になろうとして、自分を責めたり、否定しなくて大丈夫なんです。
幼い頃に、思う存分こどもの経験ができなかったからこそ、いまもなおその古傷が痛むのですから。
寧ろ、大人のmさんだからこそ、今からでも、心からやりたいこと、好きなことをご自身に施してあげてほしいなと思います。


mさんの大人のイメージのなかに、「我慢していやなことができる」があるのかもしれません。
だからこそ、そうできない自分自身をとても責めていらっしゃるとおもうんです。
でも、本来の大人って、本当はすごく自由な存在であるはずです。

確かに多くの大人が色々なしがらみや思い込み、責任などの重圧で、その翼を自らぎゅっと縛り付けています。
でも、本当はみんな生まれながらにして自由なんです。
だれも制限なんてしていない。
そして、mさんを不自由にしているのは、mさん自身なのかもしれません

 

 

 

  子どもでいたい心理について

 



そして、もう一つ、
例えば、子どもでいることのメリットの一つに、「責任を取らなくてもいい」という点があります。
大人は確かに自由な存在ではりますが、自由な側面以外に、責任が伴いますね。

その責任を取るのが怖いという、潜在的な怖れがあるからこそ自由さや子どもでありつづけることを
手放せないのかもしれません。思い当たることはありますか?

でも、責任を取らないと、人はどんどん自由ではなくなっていくんです。
責任から逃れそうとすればするほど、自分の自由を誰か(依存する相手などに)
差し出してしまうことになるんです。

 

 

 

  すべてが叶うとしたら、本当はどうしたいですか?


 

 


私がmさんのご相談文を読んでいて全体の印象から感じたことは、本当のmさんは
何かに夢中になって、人生に充実感を感じた日々を過ごしていきたい、自分らしく生きたい、

そう願っているのではないかなということです。



だからこそ、いま無気力になっているのではありませんか?

 


つまり、いま引きこもっているような状態の裏には、怒りの感情があり、

さらにその下には、自分らしく生きれないことへの絶望感や悔しさ、悲しさが眠っているように感じます。

 


mさん、本当はいまいるところが窮屈なんではないでしょうか?

窮屈だから本当は、現状から脱出したいし、本当は反抗しているのではないかと。
その反抗している表現の形として、無気力さや引きこもりが起きているのではないでしょうか。
反抗(無気力、引きこもる)することによって、自己表現をmさんはしているのではないかと。

 

そして、

mさんがいま、ゲームにのめりこむのは、純粋にゲームが好きだという事もあると思いますが、

一方で、ゲームの中だけでは自由に駒を動かせたり、
自分の思い通りに世界を展開していくことができるので、そこで得られる快感に夢中になっているのかもしれません。
なぜなら、本当はそんな風に人生を生きてみたいという潜在的な欲求がそのゲームの中では、叶っているからです。


mさんの魅力の一つに、繊細さに加えて、本当はとても情熱的なところがあると思います。
でもそれを出してしまうと今までの自分ではいられなくなることが本当はわかっているからこそ、
怖くて見ないように封印してしまっているのではないでしょうか。



mさんにお聞きしてみたいことがあります。

「本当はどうしたいですか?」
すべてが許されるとしたら、
「本当はどうなりたいですか?」



問いかけてみてください。
 

 

  「このままでいいんだ」という気づき



そして、過去のいじめの経験についてです。
これも、mさんの中では、自分らしくありのままでいられないきっかけとして、強く刻まれているかと思いますので、
触れてみたいとおもいます。



確かにいじめを受けた経験が過去にあると、
「どこにいっても誰かにいじめられる」という前提を自分の中で強く握りしめて、自分を守ろうする癖が
身に付きますよね。
でも、ずっとそのフィルターを通して、世の中をみてしまうと本当にそういった現実を引き寄せ、
証明しようとするんですね。

どこにいっても誰かにいじめられるという現実を確認することで、自分を安心させたいという
そちらの願いが叶っている状態です。

もちろんこれらは、無意識で行われれていることです。


mさんの中に、
もしありのままの自分を認めて、それを外の世界に出してしまったら、またいじめられるからと、
傷つくことに怯えて、外の世界を信頼することができない怖さと、本当の自分で本当は生きたいという想い、
この相反する二つの拮抗した感情の中で、mさんは苦しんでいるように見えます。


でも、もう 子どものように、安全安心の中で、自分が好きなことを時を忘れるくらいに
無我夢中になって、いいんです。

本当は、誰もmさんのことを責めていません。
大人になりきれていないとも、大人であるとも、そんなことも誰も思ってはいないし
禁止していないんです。


逆説的なことをお伝えしますが、
mさんが、子どものような自分である、ということを問題視しなくなったときに、
この子どもである自分を手放せることができるんですね。
(必ず手放さなければいけない、ということではないです!)


mさんの中で、外の世界を怖がって出られないでいる小さなmさんが自信なさげに立っているのが見えるんです。
そんな小さなご自身に、優しく語り掛けてみませんか?幼かった頃の、あのいじめられた頃の自分に、
大切な人たちから、どのような言葉を掛けてほしかったですか?
その言葉を呟いてあげましょう。

大人になったあなたから、語り掛けてあげてください。

「もう大丈夫だよ、出てきてもいいよ
いまのあなたなら大丈夫。乗り越えられるよ」と。

そのやりとりを何回でも、根気強くやってみてください。
何十年もあなたを傷つくことから守り抜いてくれたわけですから、そう簡単に、自信をもって外の世界には
出ていかないかもしれません。

それでも、ゆっくり時間をかけて、根気強く、その子に話しかけてあげて、気持ちを聞いてあげるうちに、
段々と行動できる勇気が芽生えてくるはずです。




大人になったmさんが、内に宿る子どもの自分を育てなおしてあげてください。
このやり取りが最初は難しければ、その道の専門家であるカウンセラーの力を借りて、やってみてくださいね。


はっきりとご自身の望みに気づかれ、書いてくださっていますよね

>幼い子供みたいに、守られている状態で毎日毎日ただゲームとかして過ごしたい 

 

と。その望みをまず否定せず、自分が叶えてあげてください。

 


mさんの内なる子供が悲しんでいるから、
そこを満たしてあげないことには、次に進めないように思います。

 

 

 

  自分だけの本当の魅力を受け取る

 

 

 



 

 

ちゃんとできることも魅力
ちゃんとできないこともまた魅力、その人らしさなんです。



仮に、皆が同じように、ちゃんとできていたら、この世は面白くないですよね。
皆それぞれ、役割や個性があり、それを輝かせるために生まれてきています



mさんの個性は、子どもみたいに、何かに熱中して、無我夢中で好きなことをやりたいということ。
その純粋な想いを叶えてあげていないからこそ、ずっとそこに執着してしまうんです。
安心安全の中で、無我夢中に取り組んだその先に、きっとmさんが望む世界、手に入れだい感覚、もの
それらが与えられるのではないでしょうか。


mさんは、いま違和感を感じることができていますよね。
心の声をキャッチできているんです。
その時点で、mさんは、本来の自分を生きる選択ができる方ではないでしょうか。
これが私と開き直れたとき、逆にmさんが子どもっぽいと自分を罰していたときの自分の姿では
いられなくなるはずです。
ここからがmさん自身の本当の人生の始まりだからです。



いまのmさんは、やりたいことができていなくて、うずうずしているとき。
子どもでいえば、本当は公園で遊びたいのに、やりたくない宿題をさせられて嫌々そうにダラダラしている時。

でもひとたび、公園で走りだせば、イキイキと自分らしく輝けるんです。

子どもってすごい存在です。
自分の可能性や自分の価値に一切に疑いをもちません。
ただただ、好きなものに貪欲になって夢中でいられる
宝石のようにキラキラ輝く存在です。

大人になってもなお、その要素を持ち続けられることは才能だと思います。
mさん、どうぞその才能を受け取って、
これでいいんだ、これが私なんだ、と。
毎日自分自身に唱え続けることで、罪悪感も薄まってくるはずです。

いまやりたいことがゲームであれば、思う存分制限なく、やってみてください。
やりたかったことがあれば、ご自身にどんどんやらせてあげてください。

そして、その中で、心が一番踊るもの、わくわくするものが見つかったら、
ぜひそれは大切にして、やりきってみてください。
mさんならそれができるはずです。


おひとりで向き合うことは時に難しく感じることもあるかもしれませんが、好きなことに邁進するためにも
カウンセリングなどをうまく活用しながら、実現していってくださいね!



長文となりましたが、最後までお読みいただき

ありがとうございましたクローバー

カウンセラーの馬場 かよでした飛び出すハート

 

 

 

    

3月

無料セッション

モニター募集中

 

ブルーハート募集ページはこちらからブルーハート

 

 

 

ブルーハートご予約はこちらからブルーハート