こんにちは！
心理カウンセラーの馬場かよです。
ところで、突然ですが
あなたは、日々の生活の中で死を意識することはありますか？
殆どの場合、私たちは普段の生活の中で、自分が一刻一刻と死に向かっているという
事実を忘れて生活していると思います。
いつも死を意識して生活をしていたら、それはそれで自然体ではいられなくなる。
でも、時々はいつかは訪れる「死」を意識してみると、今までの生き方で本当に
よいのだろうか、と自分の心に真に問いかけることができるのではないかと思うんです。
今のまま、死んだとして後悔ない人生をあなたは本当に送っていますか？
明日死ぬと分かっていたとしたら、今のそのやりたくない事、選択しますか？
心残りはないでしょうか？
特にお伝えしたいのは・・・
子どもが生活の中心になっているお母さん達。
自分一人だったら、あるいは夫婦単位だったら、叶えてあげられそうな自分の望みや願いも、
お母さんという立場になると、どうしても自己犠牲にしがちではないでしょうか。
自分以上に可愛いと思える我が子を前にして、自分の気持ちや望みをどのくらい優先して
願いを叶えてあげれていますか？
よっぽど意識をしていないと、自分のことをまず置き去りにして、子どものために動いてしまうと思うんです。
時間・お金の使い方はもちろんのこと、人生の優先順位のトップに子供が来てしまったり・・
ゆったりとした空間・時間の中で、
ぜひ自分自身に問いかけてみませんか？
「お母さんになってからも、私は自分らしく生きれているかな？」
「それとも、お母さんになったら、尚更できなくなってしまった？」
やりたいこと、行ってみたいこと、昔からの夢・・諦めないで自分にやらせてあげれていますか？
小さな選択一つ取っても、沢山の自己犠牲をしていませんか？
お子さんのために、自分の気持ちよりも子どもの気持ちを優先して
日々の選択をしてはいないでしょうか？
「私はもうママだから・・」ってたくさんの事を諦めていませんか？
多くのママ達が、なぜかママになった途端に、自分の人生を生きるのではなく、
社会通念や、自分がかつて何らかのものに影響を受けて作り上げたママ像に合わせて生きるようになる。
子どもの世話など、
どれも必要なことのように思えるけれど、
でも、それらを繰り返す日々の中で、あなたは心から笑えている瞬間はどれくらいありますか？
本当に必要なこと、大切なことは、あなたがあなたを喜ばせてあげれること、ではないでしょうか？
お子さんの世話よりも、お子さんの未来よりも、何よりもまずあなたが、幸せでいられていることが何よりも大切なこと
なんですね。
自分勝手だとか、無責任だと自分を責めてしまいそうでしょうか？
でもね、それでいいんです。本来それでいいんですよね。
すべての不調和やゆがみは、自己犠牲から来るから。
皆が自分の本来の願いや喜びに忠実になったら、本来はすべてが整うんです。
ママである私たちがまず、今死んでも後悔のないように、生きる。
納得できる人生を生きる。
子どもを生き甲斐にしたり、言い訳にしたりするのではなく、
本当に生きたい私を生きる。
それが結果的に子どものためになるんですね。
ちょっと怖いけれど、あなたの望み、本当に在りたい姿を
直視してみませんか？
日常に追われて、余裕のない繰り返される生活の中でも、
ぜひ、問いかけてみてほしいんです。
「このままの私で死ねる？」って。
「死」・・・意外と遠くに感じて、リアリティを持ちにくいけれど、
確実にこの一瞬一瞬、そこに向かって進んでいるのですね。
今日もお読みくださり、ありがとうございました
心理カウンセラーの馬場かよでした