香港までは約４時間
LCCは座席が狭いからなかなかしんどいよねぇ
目の前にモニターもないからなんもすることがない
今回の飛行機利用者はほぼ中華系の人達だったと思う
空港で座って待ってるとき
搭乗前並んでるとき
機内の座席周囲
聞こえてくるのは中国語ばかりだった
俺の感覚では日本人は１割もいなかったのではと思う
んだから勝手なイメージだけど機内はすんごく賑やかになるんではないかと思ってた
ところがですよ
飛行機が飛び立つとみんなとても大人しい
とにかく静かなの！
よく見てみるとほとんどの人が座席を倒してないのよね
みんなとてもお行儀がいい！
香港か 経由してそっからマカオに帰る人か
真面目な人が多いのかなぁ
寝るつもりだったのに
リクライニングしにくくなってしまったわ
そんなんいいながら
知らないうちに寝てて無事到着
着陸して飛行機が停止するとすぐみんな荷物を取り出して降りる準備するよね
まだ扉も開いてないのに通路はみっちり行列になってる
でもなんか全然降り始めないなぁと思ってたら
機内アナウンスが「うにゃうにゃ～」流れて
それ聞いて立ってる人たちが
「Oh～」
いうて座席に戻りだしたのよね
中国語のアナウンスで俺は全く意味がわかんない
えっ なに？
隣の女性に英語で聞いてみたら
なんか迎えのバスが遅れているみたいなことを教えてくれた
フライト中はまったく話もしなかったけど
ついでにあれこれ聞いてみたら
香港の人のようで日本旅行の帰りらしい
んだから
俺はこれから香港観光するんだ
なんか美味しい料理ない？
って尋ねてみたんだけど
「んん～ これといってないわ」
ですって！
「日本のが美味しいものたくさんあるじゃない」
みたいなこといわれましたわ
15分くらい待ったかな
やっと降りれてすぐにトイレに行ったんだけど
なんじゃこれ！
個室の中に便器が二つ並んどる
よく見ると片方は一回り小さいようだ
親子用？
こういう不思議なものが見れるのが海外のおもしろいとこよね
こっからが大変だってさ
入国審査通るのに入国カード記入せんとあかんやん？
それの書き方忘れちゃってさ
nameとか addressとかはわかるけどさ
他いろいろある項目がわかんない
どうしよ・・・
あっ スマホで調べればいいやん
ちゃんとSIMも買っておいたもんね
んだけどさぁ
いままで海外旅行で何回か海外SIM使ってるけど
さくっと接続されたことがないのよね
ここでもやっぱり！
説明書には差し込むだけですぐ利用可能
書いたるけど
ウソやんか！
繋がらんぞー
非常に小さくて薄いSIMを荷物かかえながらカチャカチャ
抜き取った国内SIMもとても大事なもんだから慎重に扱いつつ何度も抜き差し
説明書見ながらトライし続けるもまったく兆しが見えない
こりゃダメだ
諦めよう
できる限り埋めつつ記入欄のわかんないとこは仕方なしに空欄でいくしかない
なんか言われたらそんとき対処しよう
どれくらい経過したか
それから列に並んで順番を待ち
恐る恐るゲートでパスポートと入国カードを手渡す
パスポートと俺の顔を交互に鋭い目で見てくる検査官
・・・OK
おおおOK？
３、４か所なんも書かんかったけどいいの？
めっちゃ悩んでた時間なんだったのよ
晴れて香港に入国できました！
でも思いのほか時間を費やしてしまったわい
預けてた手荷物を拾わないと！
レーンがたくさん並んどるな
どこだったかなぁ
って自分の乗ってた便のレーンを発見したら
ベルトコンベアが止まっとるやん！
しかもそこにはもう誰もいないし荷物はもう一個もなくてすっからかん
えええぇっ
そんなに審査のとこで時間かかってたん？
一緒に乗ってた人達はもうみんなとっくに荷物を受け取り終わってて
俺が一番来るのが遅かったってことになるのか
で俺の荷物どこー どこにあるのー
誰に聞けばいいのー
近くにいた警備員らしき人に声かけてみる
ワタシノニモツドコー
英語も伝わってるかどうかの無反応だったけど
俺の必死の形相とゼスチャーで察知したのか
無言でビシッと隅にあったカートを指さした
あった！俺のスーツケース！
焦ったわぁ
この時点でもう半泣きだよ
さぁこっからは空港からホテルに移動なんだけど
その移動にはエアポートエクスプレスっていう電車に乗ります
その片道チケットと香港の電車やバス 買い物にも使えるオクトパスカードというプリペイドカードがセットになったものを事前にアプリ経由で購入してました
いまからそのチケットを受け取るためのカウンターを探します
空港内はもう人もまばらで閑散とした雰囲気
いろんなお店も半分以上が閉まってる
腕時計を見ると20時５分前
やべっ！
確かチケット交換カウンターは20時までだったやん
空港が広すぎて自分がどこにいるのかもよーわからん
アプリにあった空港内マップの記憶を頼りに（まだスマホは通信不能で見られない）スーツケースをゴロゴロ引っ張って走る！
端から端まで行くがそれらしいカウンターを見つけることができない
えええぇっ
わかんないよー
途中インフォカウンターを見つけて場所を聞いて確認
その場所に行くがあるのは暗く閉まってるカウンターが並んでるだけ
腕時計の時間は20時をもう10分も過ぎていた
あぁ 終わったよ・・・
入国審査でもたついたのがあかんかった
「時間内に必ず受け取りを完了してください
受け取れなかった場合は無効になります」
書いてあったなぁ
出費は痛いけど改めてチケット買うしかないか
もう半泣きではなく全泣き
とぼとぼと歩き出してちらっと見た奥まったところに電気が点いているカウンターが一個あって
なんとなーくそっちの方に近寄っていくと
んんん・・・！
ここやん！
お目当てのカウンターがあったよ
しかもまだ営業中
暗闇の中俺だけにぱぁーっと太陽の光が挿したようだった
８個ほど並んでるカウンターで他はもうシャッターも降りて暗くなってるのに
お目当てのとこだけ しかも営業時間を過ぎてるのに開いてるなんて
俺が来るのを待っててくれたんか・・・？
などと勝手なことを思いながらチケット希望を伝える
本来はスマホの画面でQRコード見せれば簡単に済むんだけど
現状スマホは機能してない
しかし！
こんなこともあろうかと
ちゃんとコード画面をプリントアウトしておいたのだった
これ自分的にもファインプレー
「これがオクトパスカードだ すでに50HKDチャージされててすぐ使える」
「そんでこのレシートが電車のチケット代わりのものだ」
「レシートのこのQRコードを自動改札にかざせばそれで乗れる」
「わかったか？」
ぶっきらぼうに淡々とチャイニーズイングリッシュで説明される
なんとなくでしか理解できんかったけど
そんなことよりも今こうして交換できていることに安堵していたわ
悲壮感の号泣から安堵の半ベソへ
エアポートエクスプレス乗り場に移動します
よくわからんまま向かったけど 改札の機械をよく見たらQRの読み込むとこありました
ホームも人が少ないなぁ
これ乗ってまずは中環（セントラル）に向かいます
物凄くバタバタ慌てていて写真撮る余裕がなかっため今回は画像少なめでお送りしました