今日、丸善丸の内店に行くともう発売していた。
「株の鬼77則」と「株価チャートの鬼77則」だ。
著者は「株の鬼100則」などの「株の鬼100則」シリーズ7点で14万部超。
投資歴45年の著者による株のルール。
最後に「損切りラインの展望を持たない」と述べている。
損切りはなかなか難しいが、「損切りなしのルールはあり得ない」と断言している。
著者の損切りは、金額ではなく、トレンドラインによるとしている。
明らかに大陰線が出たり、長ーい上ヒゲが出れば、それほどマイナスでなくても、切り捨てる。
含み損まで下がってからでは遅いからなあ。
潔癖症の方には向かないだろうが、「不祥事はむしろチャンス」として、2017年に品質に関する検査データを改ざんしていたことが明るみになった神戸製鋼所を例に挙げている。
株価は不祥事発覚前の6割ほどまで急落したが、その後どうなったか。
1ヵ月で急騰。
もちろん企業の技術力やブランド力があることが前提であるが。
最近だとトヨタ自動車や川崎重工業だな。
浮き沈みの激しい投資の世界で生き抜いてきた著者だけに重みが違う。