投資と言っても人によってスタイルは多種多様。
デイトレード、スイングトレード、放ったらかしなど。
今回取り上げる本の著者は、新規上場の日本株で投資をして成果を上げている。
IPO銘柄というと、抽選に申し込まないといけないと思う人もいるかと思うが、上場した当日以降でも買うことができる。
テンバガー(株価が10倍になること)は、意外と存在するとして、日経マネーの特集記事を引用している。
リーマン・ショック時の最安値から2022年1月末までに10倍になった銘柄は946銘柄あった。
新規上場した銘柄がテンバガーを達成するまでの期間は平均8.2年で、8割が5年以上かかっているそうだ。
テンバガーの条件について次の11点を挙げている。
1.上場1年以内の銘柄に絞り込む
2.成長可能性の高いビジネスである
3.売上が過去数年間にわたり右肩上がり
4.営業利益と最終利益が伸び続けている
5.黒字企業であること
6.業界トップシェアがオンリーワン企業
7.保証ビジネスを展開している
8.本業はサービス業と情報通信業である
9.時価総額が200億円以下
10.創業社長が大株主である
11.PERが40倍以下(理想は20倍以下)
この他にも買い方や心得なども載っている。
IPO銘柄にフォーカスした珍しい本で、参考になった。