今日の昼に、昨日から今月26日まで開催している明治神宮駅あるいは原宿駅から歩いて数分の所にある太田記念美術館に行ってきました、日曜の昼だけに多くの人が歩いていました。美術館に入ると展示を熱心に見ている人たちがいました。中には外国人もいました。浮世絵は海外で人気がありますからね。

 

 

 

 

http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/dekoboko

 

 

 

 

 

 今回の展示、江戸の凸凹 高低差を歩くは、近年の高低差、坂道、すり鉢といった一味違うところに注目した書籍やテレビ番組(はっきり言えば、ブラタモリやタモリ倶楽部)で話題になっているので、浮世絵を通して江戸当時の地形を知ることができます。

 

 

 

 

 

 以下の10つのエリアで描かれた浮世絵が展示されています。お茶の水・神田、王子・飛鳥山、愛宕山・芝、目黒、品川・御殿山、上野、浅草、日比谷・日本橋、佃島・築地と深川・木場だ。

 

 

 

 

 

 

 1階と2階で、80点の浮世絵を展示していますが、ほとんどが歌川広重です。江戸の町の高低差を浮世絵を通じて知るという展覧会はなかなかないので興味深かったですね。浮世絵の色遣いの鮮やかさにも心が奪われました。

 

 

 

 

 

 この中でも一番興味を持ったのが歌川広重『名所江戸百景 虎の門外あふひ坂』です。今の虎ノ門病院から特許庁へ行く道に江戸時代、葵坂という坂があったそうです。坂の北側に溜池から流れてくる水の落ち口があり、どうどうという音がしていたので「どんどん」とyばれていたそうです。見ようによってはちょっとした滝のように見えて、まさかあのような所にあったとは。

 

 

 

 

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1312349

 

 

 

 

 

https://www.city.minato.tokyo.jp/kouhou/kuse/koho/ukiyoe/ukiyoe06.html

 

 

 

 

 

 

 浮世絵と江戸の凸凹 高低差を歩く という一見すると関係のないテーマですが、よく見るとつながりがあったという。タモリ倶楽部で特集を組んでもらえるとありがたいのですが、どうでしょうかね。タモリなら食いつきそうなテーマですが。

 

 

 

 

 

 美術館においてあった東京人という雑誌の2019年7月号特集は、江戸の凸凹でした。