読売新聞が発行している英字新聞The Japan Newsが毎週木曜日に掲載している4ページのLanguageから。

 Readingと、In a Wordのコーナーでは、イスラム教過激派のタリバンの女性教育妨害とノーベル平和賞受賞候補の、パキスタン出身のマララ・ユスフザイさん(16)に関する記事が載っていました。

 タリバンの教えは、イスラム教のみならず、いや人を幸せにするのが目的のはずの宗教とは程遠いものです。それに女性に対する扱いを見ていると、よほどの女嫌いなのかと思ってしまいます。その女嫌いのはずのタリバンの一味は、いったいどこからオギャーと出てきたのか考えたことがあるのでしょうか。それにインターネットを使ってタリバンの新派を増やそうとしていますが、そのインターネットはどこの国が作ったものでしょうか。あの毛嫌いしているアメリカのはずなのに使うとはこれいかに。矛盾のN乗ですね。いつになったら目が覚めるのやら。


 職場の英語では、仕事の支持・依頼が取り上げられています。よく英語には敬語がないと言いますが、人にものを頼むのに丁寧な表現がないわけがありません。Would you~?や、Could you~?など「ワンクッション」置いて頼む表現が例にあがっています。敬語がデキ来ないのはアクション映画ぐらいですかね。


 最新映画を紹介するFrom The Scriptでは、111日より公開されるSteve Jobsが登場。あのアップルのCEOとして活躍してきたSteve Jobs。彼の人生を追う映画で、個性は経営者だけに一癖も二癖もあります。日本で真似をしたら、破滅街道一直線の悲惨な人生を歩む可能性が高いでしょうね。このような変人、奇人が生きていけるだけにアメリカというところは、面白いところだなあと思いました。


 最後におもしろいと思ったのはnews talkのコーナーで取り上げられていたノルウェーのテレビ司会者兄弟の音楽ビデオです。「キツネの鳴き声」に注目した音楽ビデオがYouTubeで大人気になっています。


 英字新聞のハードルが高いと思っている方でも、週1回このような学習者向けの記事を利用して読んでいくのもいいですよ。学習者用の英字新聞は、Asahi WeeklyJapan Timesが発行する週刊STが代表的ですが、The Japan Newsの木曜版もいいですよ。


キツネの鳴き声のYouTune


http://www.youtube.com/watch?v=jofNR_WkoCE


The Japan Newsのサイト


http://the-japan-news.com/news/learning/