「愛の法則『フル』ジョワジーと『フラレ』タリアートと平等」と英語 | 英語ボキャビル奮闘日記

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なかなか身につかない英語をブログに書くことで身につけようと思う
ブログもはじめてだから ブログのことも勉強しながら一石二鳥としたい

記憶の欠片、思いの欠片、出会いの欠片を文章にして
気になる言葉に英単語をつけた日記である

どうして世の中には
モテる人と
モテない人が
いるのか

ちなみに「モテる」の英語表現はつぎの通り
He is popular with girls.
She is popular amongst the boys.

冒頭の4行は米原万里著『愛の法則』(集英社新書)のサブタイトルだ

曰く

ブルジョア革命(市民革命)では(bourgeois revolution)

身分制度(social order; class system)を撤廃し、人間は「法」の前で平等であるとした

プロレタリア革命では(proletarian revolution)

人間は「経済」的、「社会」的にも平等(equality)であるとした

しかし

法的、経済的、社会的に平等という理想的な社会であっても

やたらもてる男と全然もてない男

性格が悪いのにもてる女と性格がいいのにもてない女

性愛(eros)においてはこういう理不尽(unreasonable; irrational; illogical)な不平等は残るのではないか?

「フル」ジョワジ―と「フラレ」タリアートのあいだの深い溝(chasm; deep groove)は残るだろう、と

二人の子どもに対する私のこころのありようの微妙な差に思いを馳せた

もちろん、二人とも同じだけかわいい

しかし、息子は態度が悪いと「コノヤロー(**** ***!; **** **!; ...)」とカチンとくる(すこしね)

しかし 娘にはカチンとくることがない

娘は、怒っても、泣いても、落ち込んでいても(depressed)、また、娘に邪険にされても(cold; hard; under foot; be treated badly)

いつもかわいいと思ってしまう、ほほえましい気持ちでいる(これを娘が聞いたら、娘はきっとキモイ(Ewww!; Gross!; Sick!)というだろう)

そうした気持ちや感情の差が世の中の差別や不平等(inequality)の根っこのひとつにあるかもしれないと想像した

とすると、理不尽や不平等とは、どちらの立場にあるにせよ、「大人の対応(maturely)」でうまく付きあっていくしかないかもしれない