Cocco(10) | もくまおうの「スロットを愛するブログ」

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スロ日記が中心のブログです。

もう随分音楽ネタの更新をさぼっていましたし、

この人の記事に至っては昨年9月に出たこのCDについて今頃書いているぐらいで...

もくまおうの「80’sとスロットを愛するブログ」

 

「こっこさんの台所」

同じタイトルの本も出ていて、こちらは彼女の実のお母さんやお祖母さんも登場する

「食」をテーマとしたエッセイ集です。

 

で、CDの方は春夏秋冬にちなんだ4曲が収録されていて、

春の曲♪「絹ずれ」 が実質のA面扱い。

 

鳥が堕ちた/私が殺った

夢を見てた/君が染みた そこら辺で
小さな声を/聞いた気がする

 

歌い出しからして出てくる言葉は完全に彼女の世界。

ギターのフィードバックの音はやっぱり相変わらずですが、

こういう音色にぴったり合わせてくるいつもの彼女の歌声、

サビで少し沖縄民謡っぽいこぶしが混じるんですよね。

今までそういう沖縄っぽさってずっと抑えられていたのが、

「陽の照り…」辺りから少しずつ表に出されるようになったみたいです。

 

秋の曲「バイバイパンプキンパイ」 は、

映画『大丈夫であるように』の中にこの曲誕生の経緯が収められていますが、

神戸国際会館のライブの前に阪神・淡路大震災の犠牲者を慰霊する

「慰霊と復興のモニュメント」を見た経験から誕生した曲。

 

さぁ 生きるために行こう/誰も 一人も置いてかないよ

さあ 生きるが故に逝くだろう/いつかまた会える/どこまでも生こう

 

行こう/生こう といった言葉遣いがやはり彼女らしさを感じさせますが、

「生きろ! 生きろ!」という強いメッセージが込められたナンバーです。