デヴィッド・シルヴィアン(3) | もくまおうの「スロットを愛するブログ」

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1987年の『シークレッツ・オブ・ザ・ビーハイヴ


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はインストなし。

久しぶりに彼のヴォーカルと彼の詩の世界に浸れる作品でした。

Orpheus

はPVには歌う横顔のシルエットぐらいしかデヴィッドが出てきませんが、

セピア色の映像が曲のイメージに良く合っています。

この曲もそうですが、このアルバムは全体にアコースティック中心の音作り。


歌詞について言えば、

The Boy with the gun (PVではありません)

まるで人生に無下にされたがごとく/子供の頃の恨みを今も抱え込んでいる

リストに書き込んだ名前を読んでいき/一人ずつチェックする

銃身を空に向け/太陽目がけて引き金を引く

と子供の頃の心の傷をむき出しのものがあるかと思えば、


Let the happiness in (PVではありません)

では、

からっぽの波止場で私は待っている/船が入って来るのを見つめながら

苦しみが収まるのを私はじっと待っている/ああ、しあわせを導き入れよう

と、すごく肯定的な内容が歌われています。

全曲に歌詞を入れている分、

このアルバムができた時点までの彼の全てを言葉に込めているかのようです。