1984年、『ブリリアント・トゥリーズ』のリリース後、
完全に彼のことを崇拝していた自分が待ちに待ったソロ第2作、
1985年の『錬金術』は、カセット・テープ(時代が...)のみでのリリース。
しかもインストゥルメンタルのみ!ヴォーカリストのアルバムなのに。
(1988年のライブから。画質も音質もかなり悪いです。)
それでも、なんとかついていこうとしましたが、ソロ第3作についても不穏な噂が...
最初にデヴィッドが持ち込んだデモテープは詩の朗読!当然お蔵入り。
次に持ち込んだのは、またしても全編インストゥルメンタル。これもお蔵入り。
ハラハラしながら待っていたファンに届けられた作品、
1986年の『ゴーン・トゥー・アース』
(これをソロ2作目と紹介されることもあります)は、
レコード(時代が...)2枚組で1枚目がヴォーカル編、2枚目がインスト編という構成。
何とかこの形で決着したんですね。
歌物のサイドはこの曲をはじめとして全体に落ち着いた雰囲気。
このアルバムの中で一番好きな曲が、ロバート・フリップがギターで参加した、
♪Wave
ロバート・フリップのゆったり長く流れていくギターの音に、
デヴィッドの叙情的なボーカルがこれほど調和するなんて!
映像は2人が組んだユニット、シルヴィアン&フリップのライブからです。