アイスランド出身の彼女がザ・シュガーキューブスというバンドを経て
ソロで活動を始めたのは、1993年の『デビュー』から。
デビュー曲の
から強烈なインパクト。音符の一つ一つに情感を込めるような歌い方が印象的です。
そして、彼女のPVはどれも映像的に優れたものが多いです。
たまにとんでもないものを世に送り出して物議をかもすこともありますが。
この曲のPVはおとぎ話風の楽しい作りになっています。
♪Play Dead
上記の作品とは打って変わり、
この曲が使われた映画のシーンも取り入れたシリアスな内容。
曲の方も彼女のボーカルの表現力がいかんなく発揮されています。
テクノの要素も取り入れた1995年の2nd『ポスト』が名曲揃い。
イントロの重いシンセベースの音から、結構アグレッシブな曲調。
PVがすごくシュールです。
彼女の乗っている車のエンジンが虫歯だらけの口で、
歯医者に行くとゴリラの歯科医に口からダイヤを取られて、
美術館を爆弾で吹っ飛ばしてそこに陳列されていた恋人を助け出す...
ストーリーを文章に直してみて、あらためて意味不明だなとw
対照的にこちらはモノクロの凄くきれいな映像。
流れる水とか木漏れ日とか、色がないのに逆に美しく撮られています。
そして、最後はライブからですが、彼女のボーカルは生だと本当に圧倒されます。
ステージの上で裸足で体を前後に揺らしながら歌うスタイルが大好きなんです。
楽器の取り合わせが面白いですね。
ストリングスのオーケストラやハープ、アコーディオンと電子音。
後半へと盛り上がっていく曲の構成も大好きですが、
終盤ステージ上で激しく動き回るところとか最高です。