6曲目 Spreading The Disease
もう一人の重要な登場人物、シスター・メアリーの生い立ちが語られる。
16歳で家出して売春婦となった彼女を、ウィリアム神父がストリートから救い出す。
しかし教会でも彼女は神父から虐待を受け続けていた。
病気を撒き散らしているんだ
現実を直視すべきなのに 誰も見ようとしない
社会が病気を撒き散らしているという現実を
7曲目 ♪The Mission
ニッキーにとって、唯一心を許せる存在だったのがシスター・メアリーだった。
ここでしばらく待つことにしよう
シスターが来て 俺の罪を洗い清めてくれるまで
彼女は俺の悲しみを癒してくれる女性
俺の痛みを解き放ってくれる
しかしメアリーへの愛と自らの使命の間でニッキーの心は揺れ動く。
8曲目 ♪Suite Sister Mary
このアルバムのクライマックスとなる10分超の大作。
まさしくロック・オペラとも言うべき壮大な展開を持つ楽曲。
ニッキーは組織からメアリーと神父の殺害を命じられる。
(メアリーは組織の連絡係であり、秘密を知りすぎた彼女は消さなければならなかった。)
メアリー 可愛い苦悩の女 いつも一人ぼっち
盲目的に真実を捜し求めている
おまえの中に俺自身が見える
似通った二人の人生は くねりながら光速で進んでく
ニッキーに待ち受ける運命は?