『オペレーション:マインドクライム』(1) | もくまおうの「スロットを愛するブログ」

もくまおうの「スロットを愛するブログ」

スロ日記が中心のブログです。

今日からクイーンズライチの1988年のアルバム、

オペレーション:マインドクライム』を特集します

 

 

クイーンズ・ライチの音楽性を一言で言えば、プログレッシブ・メタル

変拍子を多用した複雑な楽曲に、大掛かりなアレンジ。

これに、4オクターブの声域を持つジェフ・テイトのボーカルが強烈な個性を加えています。

(彼のボーカルは声域が広いだけではなく、独特の粘っこさも特徴。

HM/HR版のバンド・エイドでも彼のボーカルは異彩を放っていました。)

 

そして、このアルバム。

1枚を通して一つのストーリーを構成するコンセプト・アルバムです。

 

1曲目 I Remember Now

SEとセリフのみで構成されたアルバムの導入部分。

病室で看護士に Sweet Dreams! You bastard!

と罵られた男が、「思い出した」「何が起こったのか思い出した」と語りだす場面。

 

2曲目 Anarchy-X

ツイン・ギターが冴えるインスト・ナンバー。

 

3曲目♪Revolution Calling

イントロのギターのかっこ良さ。ジェフ・テイトのボーカルの迫力。

間違いなくこのアルバムを代表する1曲。

主人公ニッキーと謎の男ドクター・Xの出会い。

以前はマスコミが真実を伝えていると信じていた

今ではあちこちで賄賂がまかり通っている

皆が悪党になった今 いったい誰を信じればいいんだ?

 

4曲目♪Operation: Mindcrime

ドクター・Xのもとを訪れたニッキーは、麻薬で操られ、組織のヒットマンに仕立てられていく。

計画名:精神犯罪

あんたが医者のところへ来たのなら

私が治療してあげよう

計画名:精神犯罪

あんたの人生をいいものにしてやるから 心を開いてくれ

 

5曲目♪Speak

組織に洗脳されたニッキーは、もはや自分の使命を疑わない。

奴らは俺に使命を与えた

まだ仕事の内容はよくわからないが

服従を余儀なくされている 宗教が悪いんだ

俺は新たな救世主 銃を持った「死の天使」

沈黙のうちに獰猛に 目的のために命を奪う

 

そしてもう一人の登場人物シスター・メアリーの登場。物語は急展開していきます。