1986年リリースした『リヴェンジ』は、派手なシングルヒットはなかったものの、
彼らのアルバムとして最高の売上枚数(全世界で1500万枚以上)となりました。
この曲もR&B色の強いアレンジで、アニー・レノックスのボーカルの良さが生きています。
1987年の『サヴェッジ』
からは強烈なインパクトのPVが生まれます。
♪Beethoven (I Love To Listen To)
曲調もシングル向きとは思えない前衛的なナンバーですが、アニーの演技が...
普通の主婦風のアニーが、最後には壊れてしまって、家を飛び出していきます。
で、その姉妹編ともいえる作りのPVが、
上記の作品のラストでマリリン・モンロー風に変身して家を飛び出したアニー演ずるキャラが、
ナイト・クラブのような場所で歌う作りですが、彼女のパワフルなボーカルが堪能できます。
1989年の『ウィー・トゥー・アー・ワン』リリース後、一時期解散しますが、
1999年、『ピース』で再結成。
「アニーもかなり歳をとったなー」という感じですが、
超ショート・カットと男装は、相変わらずしっかりはまっていますね。