ユーリズミックス(2) | もくまおうの「スロットを愛するブログ」

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1984年、ユーリズミックスは映画『1984』のサントラを手がけますが、

出来上がったアルバムは監督に意図に沿わなかったため、

「サントラなのに映画の中では使われない」という珍事が発生しました。

Sex Crime

PVの中に映画の映像は使われているんですけどね。

この曲もテクノ風のアレンジとアニー・レノックスのソウルフルなボーカルが見事に融合しています。

前回紹介した『ヒア・カムズ・ザ・レイン・アゲイン』でもそうですが、特にアドリブがすごい!


1985年、これまでのイメージを大幅に変えるアルバム『ビー・ユアセルフ・トゥナイト』発表。




最初のシングル、

Would I Lie To You?

にもはっきり表れていますが、アレンジがこれまでのテクノ調からR&B調に大変身。

ライブ風のPVもしっかりはまっています。アニーも元々こんな音楽がやりたかったのでは?


ドラマの主題歌としてもカバーされ、CMにも使われたことで、

日本で洋楽ファン以外にも知らることになったナンバーが、このアルバムに収録されています。

There Must Be An Angel

スティービー・ワンダーがハーモニカで参加していますが、

その間奏のハーモニカ前の彼女のボーカルはスティービーの歌い方を意識しているような気が。

曲の出だしとエンディング近くに出てくる彼女のスキャットも圧巻。この曲の代名詞ともいえますね。


Sisters Are Doin' It For Themselves

は、なんとアレサ・フランクリンとの共演! 

女性の権利を主張した曲ですが、スタジオでの録音はデイブいわく、

二人のプライドがバチバチにぶつかりあって、相当すさまじいものだったらしいです。