1981年にアルバム『イン・ザ・ガーデン』でデビュー。
中性的なルックスが魅力の女性ボーカルアニー・レノックスと、
ギター等担当のデイブ・スチュワートの2人組のユニット。
このときは、アニーも髪がそれほど短くなかったし、衣装も女性らしいドレス姿で、
まだキャラが固まっていない感じがします。
1983年、2ndアルバム『スウィート・ドリームス』からタイトル曲、
が全米1位の大ヒット。
イントロのシンセの低音のフレーズ。それに合わせたアニーの低音ボーカル。
サウンドも一度聴いたら忘れられないものでしたが、
それ以上に超ショートカット、スーツにネクタイというアニーのルックスがインパクト強すぎ。
は、PVがアメリカで放送禁止に。
何が悪いの?って感じですが、「女か男かよく分からない」という意味不明な理由。
それはともかく、高音と低音を一人で歌い分ける歌唱力は見事!
1984年、3rdアルバム『タッチ』を発表。
ここからのシングル、
のPVは映像的に最も美しくて、今でも最高傑作だと思います。
戸外で壊れた舟の下からデイブ・スチュワートがアンを下からのアングルで撮ってるシーンとか、
ランプを持って夜に外を歩くシーンとか、蝋燭を明かりに三面鏡に向かったアンの顔のアップとか、
今、見直してもその世界にひきこまれてしまう作品です。