今日の特集はティアーズ・フォー・フィアーズです。
このバンドといえば、何といってもこの曲!
ラジオで初めて聞いたときから「Shout,Shout...」の出だしが耳に残りました。
当時、日本の自動車のCMに起用されていたのも印象的。
その後も、こちらのCM に使われていましたが、こちらは他のアーティストのカバーかな?
この曲が収録されているアルバム、『ソングス・フロム・ザ・ビッグ・チェアー』
は、1985年の発表。
ローランド・オーザバル(左)、カート・スミス(右)の二人を中心としたユニットで、
このアルバムから数々のヒット曲が生まれました。
♪Everybody Wants To Rule The World
アルバムから3枚目のシングルとなるこの曲が全米1位となったことで、
あらためて、一つ前のシングルだった『シャウト』も全米1位のヒットとなりました。
(もともと本国イギリスでは、『シャウト』が4位、『ルール・ザ・ワールド』が2位。)
曲も良いんですが、PVの出来が良くてMTVブームに乗っかったのが大きかったんでしょう。
次のシングル、
も全米2位のヒットとなりましたが、もうメロディの美しさが最高で、
1枚のアルバムに、良い曲をこれだけ収められているっていうのは、
彼らの作曲力がいかに優れていたかを示していると思います。
1989年のアルバム、『シーズ・オブ・ラブ』からはタイトル曲、
♪Sowing The Seeds Of Love (全英5位、全米2位)
前作と違って、モロにビートルズ調のナンバー。
PVもサイケな曲調に合わせた、凝ったつくりですごくきれいです。
ただ、この後に発表されたアルバムで、カート・スミスが脱退。
バンドはローランド・オーザバルのソロプロジェクト状態になってしまい、
ヒットからも遠ざかってしまいます。
で、お約束どおりというか、2004年にカートが復活し、
新作を発表したらしいんですが、自分はそれまだ聴いていないんですよね。