2001年『エキサイター』収録の、
彼らにしては珍しくアコースティックギターが伴奏の中心になっている曲。
もしこれが全部サンプリングなら脱帽です。
Can you feel a little love?
の部分の歌声がとても艶っぽいです。
2005年『プレイング・ジ・エンジェル』収録の、
マーティン・ゴアが自分の子供達に宛てて書いた曲。
かけがえのない、壊れやすいものは/特別な扱いが必要なんだ
ぼくたち、きみたちに何をしてしまったんだろう/いつでもきみたちのことは
かぎりなく大切にしてきたのに/そんな思いをさせていたなんて
このとき、マーティンは離婚の調停中でした。
セピア色に撮影されたメンバーとモノクロのCGがとても美しいPVです。
そして、今年リリースされた新譜『サウンズ・オブ・ザ・ユニバース』
今回ものすごく懐かしい感じの音作りですが、
マーティン・ゴアがネット・オークションで購入したアナログ・シンセの活躍によるものとか。
1stシングルの
これまでの彼らになかったようなR&Bよりの音作りで、
それが第一弾シングルに決まった理由だそうです。
PVはなかなか怖い展開(メンバーは「通りすがりの人」としての登場のみ)で、
まさに“Wrong”のタイトルらしい仕上がりになっています。