朝4:08
薄暗い窓のそとに目を向けると
窓越しに見える山際は
曙にふさわしい美しさと神秘が感じられる
寝起きなのか小鳥らしきさえずりは
わたしの寝ぼけた身体にそっと溶け
この上ない心地よさを届けてくれる
「今日も無理なく頑張ろう」
わたしは毎日同じような朝を迎える
ふつうの景色を眺め
ふつうの小鳥のさえずりを聴き
ふつうにわいたそのときの感情にひたる
ふつうであることはなんて素晴らしいのだろう
わたしはそう想う。
だから
今日一日に大きなことなんて求めない
明日になっても求めない。
ただただ過ぎてゆく
幸せな毎日に感謝をし
目の前のひとつひとつを噛みしめる。
少しの風
雲のながれ
植物の成長
少し伸びたわたしの前髪
目の前の小さな変化を心から楽しむ。
大切なこと。
それは
分かりやすく簡単で
わたしたちの手の届くところに
ふつうに
転がっているのかもしれない。
人生は単純なのだろう