スランプはどの業種にもあるんだなと感じたお話。


私は学生の頃野球少年でした。


小学生時の過去の栄光ですが、日本代表のユニフォームを着て海外で試合をした事もあります。


打つのも守るのも得意で誰よりも自信がありました。


けれどもあるきっかけから大きなスランプに陥ります。


それは野球の試合の中で小さなミスをした時に、監督から驚く程きつく怒られた事がきっかけとなりました。


自分でもなぜあんなミスをしたんだろうと疑問に思うような内容で自分に呆れました。


そして心が折れたのか、その後の試合では打っても守ってもミスが続き良い結果を残すことが出来なくなりました。
それから時は経ち、現在はガラス作家として活動しておりますが、数ヶ月前に大きなスランプに陥いりました。


1時間程度で完成させられる作品が
2日、3日、1週間と時間をかけて制作に取り掛かっても上手くいかない状況に陥ってしまいました。


その時に野球をしていた時の自分を思い返し、どうやって打開したのか思い返しました。


そうすると答えは自然と見えてきました。


「とにかくやるしかない。」


スランプの時こそ自分の体にムチを打ち、基本や細かな技術を見直す。
そして時間をかけてスランプから抜け出すしかないという答えに行き着きました。


私は寝る間も惜しんでとにかく制作して制作して制作を繰り返しました。


そして毎日の細かな積み重ねからようやく2ヶ月のスランプから抜け出すことが出来ました。
ここらからが本題です。
私はスランプから抜け出した時に驚いたことがあります。


それは、スランプ前に制作していた作品とスランプ後に制作した作品を見比べてみると、作品のクオリティが大きく上がっていたということです。


その時に分かりました。


「スランプは自分がより大きく成長しようとしている時に陥るものだと。」


おそらく誰しもがどの業種においてもスランプに陥ることがあると思っています。


そういった時は、今までの自分のやり方を見つめ直し時間をかけてゆっくりと進んで行くことが未来への大きな糧となるのではないかと思います。


皆さんの今後の参考になりますと幸いです。


↓(私のこだわりの作品です)




moku sasaki