銘匠光学 TTartisan 50mm F2 | どうもコーチミンです。

どうもコーチミンです。

どうも、コーチミンです(ホーチミンじゃありません)。
人間誰しも、ちょっと道から外れる事にスリルを感じると思います。通常の明るい場所からほんの少し外れるだけで感じるワクワクを一方的に発信できたらな~と思っています。

中国のメーカー「銘匠光学」の "TTartisan 50mm F2" わずか1万円ちょいびっくりの50mm単焦点レンズ。
自分が購入したソニーEマウント用始め、ニコン、キャノン、フジ等各マウント用を販売しているチュー

 

 

オートフォーカスは無い、もちろん、電子接点なんかも当たり前にない。

 

 
 

画像中心辺りの解像度はそこそこだが、少し中心を外れると収差による画像の流れが目立つ。

 

 

レンズコーティングもほぼ皆無らしく逆光時の壮大なフレア、色鮮やかななゴーストが大発生笑い泣き。元々自分のカメラが低コントラスト設定している事もあるが、コントラストも低く色彩乗りも薄い。

 

 

サイドから光が入ると謎のフレア形状&周辺減光。
こうなるとこのレンズのデメリットをアジとして使いたくなる。

 

 

作例から分かる通り最新レンズとは思えない写りのレンズなのだが、出来上がったロークオリティの写真が実に味があるだ。 「最新のオールドレンズ」として一部のマニアでは超称賛されている。

 

 
 

少しLightroomでイジっただけでフイルム写真そのもの。

 

 

 
唯一オールドレンズとの違いを見せ付けるが如く玉ボケが意外にも綺麗なのは「最新レンズの意地」かチュー

そして、小型で軽量。手のひらにすっぽり収まるサイズと実則190gの軽さ。

 

 

取付けた状態も実にかっこいい!

最近では眠っていたα7M3に取付て散歩の友と化したグッド!

 

最近のデジタルカメラは8Kだの、1億画素など、肉眼スペックを遥かに超えた超高画質がメイン。そんな超高画質画像に疲れた眼に、このロークオリティなレンズはピッタリなのだ。

 

 

これは比喩ではなく、本当に人間の眼は超高画質な映像を見続けると疲れるとの事。よく言われているが、肉眼で普段見ている映像は、もの凄く低画質で曖昧に見ているらしい。未だにに映画や写真にフイルムライクな画像が好まれる理由もそこの事。

 
F2の開放で撮った時のダメダメな写りには鳥肌立つほど痺れるプンプン
 

 

ちなみに、このレンズ本体や、レンズを取付けた様の写真は本レンズの重さ3倍、価格30倍・・いわゆる8K撮影に対応したレンズで撮影した。解像度、立体感が凄いリアルな画像だが、「TTartisan 50mm F2」で撮ったロー画質な写真の方にノスタルジーを感じませんか?