高校生の時に友人、高山出身の陣出君の実家に遊びに行って以来、40年振りの飛騨高山訪問。もちろん、高校時代の自分に町の情緒を楽しむなんて能力はなく「高山とはなんて田舎なんだ!」と言う思い出。せっかく、連れてきてもらった陣出君には平謝りでしかない。
そんな自分も、ちょっとは大人になり"情緒"と言うものを楽しめるようになったらしい。
漆喰塗りの町に重なる雪の白がとても映える。
櫻山八幡宮から見下ろす雪化粧の高山の町は今回の訪問での一番の収穫(下の写真)。
冬に来て良かったと思った。
もはや、国際的な観光地になった高山だが、少し外れるとまだ観光客も少なく街探索にやみつきになる。朝市も観光客のおかげで活気があっていい。ああいうお店とお客の掛け合いの様な場所は外国人の方が上手い。
「観光地化=悪」の様な考えもあるが、町が寂れてしまっては元も子もない。日本の場合、観光産業はまだ途上なので観光との共存を図ってもらいたい。
まさかとは思うが、今後、高山の町にタワマン等の高層建築が建つ事がない事だけは願うのである。←日本の場合どこかの大手デベロッパーが”そんな開発”をしそうで心配でならない。