撥水剤 | 木馬の四方山ばなし

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かなり前から愛用しているゴアテックスのレインジャケットがある。
もともとモータースポーツ撮影時に使うために購入したものだ。おそらく10年以上前に購入したものだ。モンベルの製品なのでものはいいが結構高かった。
大雨のモトクロス撮影で泥を浴びて、
泥人形のようになったこともある。数年使ったら、さすがに表面の撥水能力はほぼゼロになっていた。(苦笑)

例えば、いざとなったら撮影機材ごとすっぽり覆えるように普通のポンチョを着たとする。その場合、腕がポンチョの袖から出るので濡れてしまうのを防ぐために、まずはこのゴアテックスのレインジャケットを着て、その上にポンチョをかぶるような使い方をしてきた。
裏地がない薄手の作りなのでかさばらないこともあり、ウインドブレーカー代わりにすることもあるし、降るかどうか微妙な時にカメラマンベストの背中のポケットに入れて歩いたりもした。

そのジャケットの防水性と撥水性を復活できないかとゴアテックス用の撥水剤を探してたどり着いたのがこれだ。


従来はいわゆる防水、撥水スプレーを定期的に吹き付けてなんとか使ってきたがもう少し何とかならないかという感じだ。スプレーも効果はあるが新品時の撥水性と比べるとどうしても見劣りがするのだ。降り始めこそ、水はじきはいいのだが本降りになるとすぐにべったりとしてしまうのだ。性能の持続性もいまいちだった。

ゴアテックスのレインウエアは自転車用として使っているものも2着もっている。春~秋用の裏地のないものと真冬用の薄手のフリースがついているものだ。この二つはゴアウエアの製品だが、撥水性能が素晴らしく、通勤程度の時間ならばべったり濡れることはなく、帰宅後脱いだらパタパタとはたくだけで限りなくドライ状態になるのだ。まだ使い始めて2年くらいだが今のところ性能は維持している。

この3着に上記のものを試してみた。
まずは洗濯機で洗ってから、今度は撥水剤を入れて同じく洗濯機でソフトな洗い方でコーティングするのだ。

処理後、乾燥した後に水道の水をかけてみたが、そこそこ復活していた。(^-^)v
ちゃり用の2着はもともと撥水性は高いままだったのであまり変化を感じないが、モンベルのものは水をかけると水滴にはならず、べちゃっとなっていたのが、水をはじくようになった。あとはどの程度この性能が持続するかだな。(´ー`)┌フッ
撥水性能を持続させるためにはある程度の熱をかけたほうがいいということなので、上記の3着には中温でアイロンがけをしておいた。今後使っていく中で効果を検証していくことになる。
ま、とりあえず初期性能は十分合格ラインだ。

同じく、ゴアテックスではないが自転車用のレインジャケット、パンツ、シューズカバーもほぼ撥水性能がない状態なので試しにやってみることにした。昔から雨の日にバイクに乗る時に使っているゴアテックスのソックスも一緒に処理してみた。チャリ用の撥水性の高いグローブもやってみた。
こちらは普通の洗剤で洗濯してから風呂桶で漬け込んでみた。すすぎは軽くシャワーで流すだけにしてみた。

その状態で干して乾いた後で同じように水をかけてみた。

結果はまあまあ。初期性能としては十分だ。

これから7月くらいまでは通勤で雨に降られることが増えるのでいやでも試していくことになるはずだ。(´ー`)┌フッ

ちなみに雨傘も長いこと使っていると撥水性能が落ちて、べちゃ~っとなってしまうが、たまに撥水スプレーを吹き付けておくとまた復活する。きちんとメンテナンスをすれば長く使えるものは多いのだ。(´ー`)┌フッ