5月はまだいいが、最近は6月に入ると真夏並みに気温が上がることがある。そして、モタスポ撮影の時の装備というか、服装をどうするか悩ましい季節となるのだ。
昨年は夏場のサーキットでの撮影に備えて空調服を買って使ってみた。ファン付きのベストだ。
鈴鹿8耐やもてぎ2&4で使ってみた。
確かに涼しいと言えなくもないが、外気温が35℃くらいまで上がってしまうと効果を感じにくかった。外気温が30℃くらいまでだとちょっと汗ばんでいるときなどはかなりの涼しさがあったのだが。(苦笑)
それと丸1日ファンを回すためにはある程度の容量のバッテリーが必要となるし、より涼感をもとめて保冷剤を併用してみたが、持続時間は限定的であり、バッテリー同様に重さが少し気になった。
特に鈴鹿サーキットのように朝、クルマを離れたらそれっきりという場合は保冷剤はいまいちだ。大きさにもよるが冷たさが持つのはせいぜい2時間程度。それ以降はむしろ暑苦しくなるのだ。(苦笑)
もてぎで場内駐車場にとめられる場合は走行セッションの合間にクルマに戻ることができるので保冷材の入れ替えが可能となり、そこそこ有効ではあるのだが。
普段ならカメラマンベストを着るので、テレコンやブロア、飲み物などはベストに入れておける。空模様が怪しいときは背中のポケットに雨具を入れておくことも可能だ。
ただし、背中部分がメッシュになっているとはいえ、かなり汗をかく。インナーは吸汗速乾素材のものを着ていても限度がある。
・・・とはいえ、空調ベストを着るときは空気の通り道を遮断してしまっては意味がないので、昨年はウエストポーチを使ってみた。パッドの入っているウエストベルトに必要なサイズのポーチを取り付けて使ってみたのだ。
結論から言うとウエストポーチ自体はそれほどダメではないのだが、そもそもの空調ベストの効果が上述のように期待したほどではなかったので今年はどうするか思案中だ。
まあ、撮影に必要な小物を持ち歩ける便利さなどを考えるとやはり、カメラマンベストの方がいいかなと思っている。
空身でいられるなら空調服も悪くないのだが。(^_^;
とりあえず、6月の筑波では暑くなっても7月、8月の鈴鹿やもてぎほどではないはずなので一応準備しておいて、天気と気温を見てどうするか判断かな。どのみちインナーは薄手の吸汗速乾のコンプレッションを着ることになるので。(^_^;