様々なビジネス書でリーダーの資質について書かれているものを探すのは造作もないことだ。
そして、そこに書かれている理想のリーダー像は著者によって異なるし、時代によって流行り廃りもある。(苦笑)
日本でいうならば経済成長著しかった戦後の高度成長期は、イケイケどんどんのワンマンタイプが好まれたかもしれない。
現在はどうだろう。ある意味、調和型の要素が必須になってきている気がする。
昨今なにかと世間を賑している関西のサイコパスとか世界中を巻き込んで大騒ぎを起こしている大国のサイコパスとか、およそ世間のイメージするリーダー像とは全く異なる人がリーダーという立場についていることに驚きを禁じ得ない。
そうなっているのは決して少なくない一定数の支持者がいるからなのだが、正直オイラには理解できない。ヽ(´ー`)ノ ハア
もっと規模が小さいというか身近なところのソサイエティにおいてもいろんなリーダーがいる。
選出されたのはいろいろ諸事情があり、ある時は消去法的であったり、あるときは選択肢があまりにもなさ過ぎたとかあるとは思う。
しかし、上述のサイコパスたちがその典型であるが、自らを律することができない人がリーダーになるとその下のメンバーは悲惨である。
感情論に流されて、自分の好き嫌いでしか論じることができないリーダーとは論議することが不可能だからだ。
いかに合議制という体をとっていたとしても自らが気に入らないことは決して受け入れることはなく、論理的な理由もないままに嫌なものは嫌だと主張するだけのリーダーに救いはない。
いや、正確にはそういうリーダーの下にいる人の方がもっと救いがないのだが。(苦笑)
いずれにしても、リーダーたる資質は驕らず、謙虚に、周りの意見にも耳を貸し、そのうえで冷静な判断ができるかどうかということだと思う。
自省することができない人は自分がいかに信頼されていないかに気づくことなく、お山の大将、裸の王様になっていくのだろう。
いるんだよなぁ、こういうの。しかも、大勢・・・・。(苦笑)