ポータブル電源 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

冬の、特に厳冬期のスキー場での車中泊では、本格的なキャンピングカーがあると楽だよなーと毎年考えるという話は少し前に書いた。


しかし、普段使いでの取り廻しや車両価格、燃費などの維持費や安全装備を考えると少なくとも乗用車ベースのもので寝られるようにするのが妥当な線だということ落ち着いた。(苦笑)
当面はクルマを買い替える予定もないので、カジくんを使うのが現時点での最適解である。(^-^)v

そもそも、真冬の寒い時期での車中泊にしても、厳冬期用の寝袋を持っているので寝ること自体はさして問題はないのだ。(´ー`)┌フッ

だが、季節が巡ってモタスポ撮影の時期になるとまた違う悩みが出てくる。

基本的にモタスポ撮影の時は
ビジホを利用する。しかし、年々ビジホを確保するのが難しくなってきている。鈴鹿でももてぎでもビッグイベントになるとほとんど予約は取れない。
そうなると最悪は車中泊も覚悟せざるを得ない状況だ。
節約のための車中泊ではなく、必然に迫られての車中泊なのだ。。゜(゜´Д`゜)゜。

真夏のくそ暑い時期はさすがに無理があるというかなんとしても避けたいところだが、それ以外の時期ならば寝るだけなら何とかなる。(^_^;
ただし、モタスポ撮影の場合は、画像データをストレージに保存したり、多少なりとも画像のチェックもする。そしてカメラ用のバッテリーを充電する必要もある。そうなると
電源をどうやって確保するかが課題となるのだ。その意味でもビジホ泊まりをしてきたのだ。

もちろんエンジンをかければシガーソケットから給電できるからスマホの充電はできるし、ノートPCを動かせる程度の能力のある小型のインバーターも持っている。


しかし、エンジン停止状態で使うのはバッテリーがやばくなるのでNGだ。(´ー`)┌フッ

余談だが、オイラが普段から使っているラップトップはDELLのゲーミングノートだ。別にゲームをするわけではないのだが、このタイプはダブルストレージなのであえて選択している。
以前使っていたラップトップHDDがおかしくなって、起動すらままならなくなった時は、保存してあるデータをとりだすのにかなり苦労した。何度かトライして起動したときを狙って、外部ストレージにコピーしたものだ。(^_^;

その一件で懲りたのでダブルストレージモデルを選択するようになったのだ。メインのストレージはシステムだけとして、データはサブストレージに入れるようにすれば万が一システムが壊れて起動しなくなっても、サブストレージを取り出してやれば外部ストレージとして別のPCに接続することでデータの取り出しは可能となるのだ。(^-^)v

話がだいぶ横道にそれたが、まあ、そんなわけでゲーミングノートなのだが、このタイプは
やたらと電力を食うのが悩みだ。試しにバッテリー駆動でどの程度の時間使えるかを試してみたが、満充電から電源アダプターを外して、約2時間後にはバッテリー残量が20%程度になっていた。
稼働時間としては2.5時間くらいが限界ということだろう。


とりあえず画像データを保存して、何ならちょっとだけセレクト作業・・・・くらいまでは何とかできそうだが、それ以上は期待できそうもない。

そこでいわゆるポータブル電源ってどうなのだろうと思って調べてみた。
冒頭にあるように冬の車中泊で、
ポタ電と電気毛布を使う人も多いようだが、上述のようにオイラには今のところそのニーズはない。十分暖かいシュラフを持っているので。

だから一晩中、電気毛布を使えるほどの容量のものはいらない。スマホやカメラ用バッテリーの充電、そしてパソコンへの給電がある程度できればいい。2連泊してもなんとかなるくらいの容量があれば十分だ。
そしてポタ電を購入するならば、信頼できるブランドであることは必須条件なのは言うまでもない。発火でもした日には目も当てられないから。(´ー`)┌フッ

買うなら
Jackeryか、Ankerのどちらか、もしくは日本製かなと思っていろいろネットで調べると大容量のものは軒並み10万円オーバーだ。いや、そもそもでかすぎて邪魔だ。オイラのニーズに合っていそうな、もう少し小型のものならば3万以下で手に入りそうだ。

Jackeryか、Ankerの2モデルに候補を絞った。そしてかなり迷ったがヨドバシのポイントがあるので物は試しでゲットしてみた。ANKERだ。


ポタ電の中ではかなり小型の部類に入るモデルだと思う。


カタログを信用するならば、スマホならば20回近く充電できるとあるし、ノートパソコンも数回は充電可能とある。
仮に車中泊が2日続いたとしてもとりあえずOKだろう。(^-^)v

100v家電も消費電力の少ないものならば使える。ただし大出力を要求するようなものは使えない。


試しにノートPCに給電してみたところ、特に問題なさそうだ。
春~秋までのモタスポ撮影で、車中泊になる時は役に立つに違いない。(^-^)v

茂木をメインに撮影に行っているが、秋のMotoGPはいつもの宿が取れなかったので車中泊になりそうだ。そして例年、11月のスーパーGTは宿をとることなど夢のまた夢という感じなのでこれも日曜までいるつもりならば車中泊だ。もっとも最近は土曜日だけ撮影してさっさと帰ってくるパターンが多いが。(爆)

さしあたっては
5月のSUGOでの全日本ロードレースの宿がリーズナブルなところが予約できないでいるので、道の駅で車中泊にしてみるかなと考えている。

試しにカメラのバッテリーを充電してみた。


特に問題なく充電出来そうだ。


カラッケツのものを数個充電する分には特に問題なし。(^-^)v

それから充電ケーブルを使えば、
走行中にシガーソケットから充電もできるようだ。100vからの充電なら1時間で満タンにできるようだが、それに比べると数分の一の電流のハズなのでかなり時間がかかるだろう。使い方にもよるがふた晩連続使用に耐えられれば、問題はないが。
シガーソケットから充電できるとは言っても、当然だがエンジンをかけた状態でないとバッテリーが上がってしまう。基本的に走行中に充電するイメージになるので、ひと晩泊まって、翌日は別の場所で泊まるために移動する場合でないと、役には立たなそうだ。
まあ、それでも何かの時には保険になるので一つ持っていてもいいかなと思ってAmazonで安いものを買ってみた。(苦笑)


試しにエンジンをかけた状態で充電してみたところ、
90wくらいで充電出来ていたのでなんとか実用にはなりそうだ。


ただし、シガーソケットに差し込んだ部分がかなり熱を持つので万が一にも発火することが無いように目を離せないかな。(´ー`)┌フッ


そもそもシガーライター(これ自体が死語というか、今時の人は見たこともないだろうが)を短時間限定で発熱させてタバコに火をつけるためのシガーソケットである。今時はライターの要求はほぼなくなり、アクセサリーソケットという呼び名になっているが。(苦笑)
ちなみに90wで12vだと7.5Aの電流が流れていることになる。短時間ならば問題ないのだろうが、走行中にポタ電を充電するシチュエーションでは結構な時間電流を流し続けることになる。
とりあえず充電ケーブルのシガーソケット部に管ヒューズが入っているのでサイズを調べてみた。

 



15アンペアのモノだった。
一応、このヒューズが切れない範囲の電流値ならばOKなのだと思うことにしよう。(^_^;
ただし、走行中に充電する必要に迫られたときはフロントのシガーソケットから電源をとり、ポタ電本体も含めて走行中でも目の届くところに置いておこうと思う。(爆)

さらに付け加えるならば、ソーラーパネルからの充電もできるようだが、キャンプ場で連泊する場合ならいざ知らず、しかも、日中はそばにいるわけでもないので盗難などを考えるとソーラーパネルは要らないなぁ。(´ー`)┌フッ

ポタ電を購入した今となっては出番はなさそうだが、上述のようにシガーソケットから電源をとるタイプのインバーターも持っているのでこれも保険として積んでおくかな。(´ー`)┌フッ