ほとんどスポーツ以外はテレビを見ない時期があった。しかし数年前からはなんとなく気になったドラマは片っ端から録画して、少しずつみている。
もちろんすべてを見るわけではない。
後追いで見るのでネットで評判がよかったりすると、試しに見始めるというパターンも多い。
ネットの評判は関係なく、自分が興味がわいたら見続けるものものある。
そうしたことをしていると、視聴率とかネットでの評判というのはある程度は参考になるが、絶対的な指標にはなりえないことがよくわかる。
マスコミが取り上げる記事の論調も、ドラマが始まったころはヨイショばかりの提灯記事が多いが、少し経つと手のひらを返したように、やれ演技が下手だの脚本が悪いのと叩く記事が出てくる。
出演者のスキャンダルまがいの記事も少なくない。
このパターンが一番多いのはNHKの朝ドラかもしれない。
ネット記事に関しては今時はアクセスが稼げれば正義なのだろうが世間の様子を見ていて逆張りしてくるチンピラ・ライターが少なくないということだろう。
そしてネチズンに関してはオイラには理解不能だ。その昔、2ちゃんねるが始まったころに顕著だったが、匿名性という隠れ蓑をいいことに言いたい放題。個人的な思考や意見ならまだしも真偽不明のうわさも流す。そして寄ってたかって特定の人をたたいて喜ぶ傾向がある。
水に落ちた犬を棒でたたくのと同じだ。違うのは犬を水に落とすところにも関与しているということ。
昨今では大国のリーダーもそうだし、日本の政治家たちも同じである。
そうした風潮を見ているからなのか、ネットではドラマの評価やはては芸能人への辛辣な言葉までもが飛び交うようになっている。
まあ、マスゴミがそう呼ばれることに対しては自浄作用は期待できそうもないし、彼らも確信犯だから簡単に是正されることはないと思う。
しかし、ネチズンの放言、言い逃げ、フェイク発言などは匿名という隠れ蓑をはがして、すぐに身元を特定できるようにするしかない気がする。
何なんだろうね。
時折、日本人は民度が高いというような記事やコメントを見かけることがあるが、総じていうならば、ネットの発達とともに日本人の民度は急落しているように感じる。
もっともこれは世界中で起きていることだとは思う。だから韓国の芸能人が自殺したというようなニュースが後を絶たないのだろう。