ニュー玉子ゆで器 | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

もうずいぶん前になるが電子レンジで手軽にゆで卵を作れる道具があるのを知って、なるほど~と思ったものだ。

仕組みとしては中に水を入れた容器に卵を入れてふたをする。水が沸騰するので完全密閉ではない。しかし、おおむねふさがっている容器内に沸騰した水蒸気が充満するので、電子レンジのマイクロウェーブによって玉子内部から沸騰しようとして高くなる圧力を、沸騰水蒸気が殻の外側から包み込むことで圧力バランスを取り、玉子が爆発するのを防いでいるのだと思う。それに上蓋内部のアルミがマイクロウェーブを反射するらしく、玉子内部の沸騰そのものもかなり軽減しているらしい。むしろこっちの方が爆発防止には効いているのかも知れない。(´ー`)┌フッ

言われてしまえばなんてことはないが最初に思いついた人はすごいと思う。あとは圧力を抜くための穴というか抜き加減はトライ&エラーでベストな構造、サイズを決めたのだろう。

まあ、そんなわけで2ヶ用のものを長いこと愛用してきた。
しかし、先日、レンチンした後でレンジの中を見るとなぜか水でぬれていた。。。
おかしいなと思いつつ、ゆであがった玉子を水で冷やしつつ、ゆで器を洗っていたら、
底の一部が溶けかけていることに気づいた。

普通に水を入れてレンチンするだけならば樹脂を溶かすような温度にはならないはずだが・・・・???
殻をきれいにむきやすくなるかもということで最近は水に少量のお酢を混ぜて使ったいたがそれが悪さするとは思えない。
内側というよりは外側の底の部分が汚れていたとか、何かがこびりついていたのかもしれない。

しかし、溶けかけているとはいえ普通に使えそうなのでその後、もう一度使ってみたが、前回よりもレンジ内にこぼれている水が増えていた。orz
そうなるとやはり小さな穴が開いているのだろうといいうことで、水を入れて放置してみたところじわじわにじんでいた。ヽ(´ー`)ノ ハア
こうなってしまうともはや使用不可能だ。おとなしく買いなおすことにした。

今までのものを見ると曙産業というところの製品のようだ。アマゾンで探すとどう見ても同じ形状のものがパール金属、和平フレイズなどから販売されていたが、なぜか曙産業の製品よりも数百円高い。(^_^;
どう見ても同じ品物にしか見えないのだが。(苦笑)

そうなると今までの実績も踏まえて曙産業のものを購入したのは言うまでもない。

手元に届いてから新旧を見比べると違うところが2点あった。


ひとつ目はゆで卵の作り方の説明。
旧)500、600wの場合は10~11分レンチンしろと書いてある
新)500、600wの場合は7分レンチンしたら、その後7分放置しろと書いてある。

オイラの今までの経験上では玉子2ヶの場合、固ゆでなら10~12分。半熟なら7分で緩め、8分でちょうどいい感じである。
7分レンチンして7分放置というのは黄身を固めすぎずに白身をしっかり固めるというのが目的なのだろうか?

https://www.akebono-sa.co.jp/html/upload/save_image/yudetamago1234.pdf

 


ふたつ目の違いは底の形状。
旧は多少の縁取りリブはあるが、新は明らかに細いリブがついており、少し高さもある。
おそらくは底が汚れていたり、異物がついているときに温度が集中して上がりすぎないようにという配慮なのかもしれない。

赤丸は旧製品で溶けてしまった部分。右がニューモデルだ。


7分レンチン、7分放置というのを試しにやってみた。
上の説明書にもあるが水の量、玉子の大きさ、玉子の温度が出来栄えに影響するので厳密な再現性を求めるのは難しいが、とりあえずやってみた。おそらくは固ゆでのレシピだろう。

結果は・・・・

 

予想通り、黄身がカチカチにならずしっとりした感じで普通においしいゆで玉子ができた。v(∩_∩)

がっついて食べてしまったので写真は無い。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ! 

ちなみにお酢は使わずにやってみたが、殻を剥くのに苦労はせず、キレイに剥けた。v(∩_∩)

 

今後は半熟の味玉を作るときにどの程度レンチンするかを見極めていく必要がある。従来のものでは600wで8分チンしたあとはすぐに水に入れて急冷していた。

今後はたとえば7分チンしたあと2分くらい放置してみるとか言う感じだと今までよりも良い感じの半熟が作れるかも知れない。

試して見よう。v(∩_∩)