軽量レンズでの撮影方法検討 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

モータースポーツ撮影をメインにしているプロカメラマンの撮影スタイルはいろいろである。
モタスポの場合は超望遠レンズは必須となるが単焦点の大砲となると一脚を使う人が多い。

撮影スタイルはひとそれぞれである。
ベルトに受け?をつけて一脚を地面ではなく腰で支える人もいる。
中にはゴーヨンを手持ちで振り回す豪腕女性カメラマンも居るが。。。(苦笑)
オイラは
一脚を地面につけて流し撮りをする。もっともメジャーなやり方だ。

しかし、機動性を優先してみようと考えて、少し軽いレンズの場合は腰だめというかベルトに受けをつけて撮影してみたことがある。

この時はサーキットでの流し撮りだったのでかなりスローなシャッター速度も使うため、やはり地面に付けた方が安定すると結論づけた。腰だめ撮影法?では若干無理があったのだ。

慣れればある程度まではいけるのかも知れないが。(^_^;

 

サーキット撮影と違って、トライアルやモトクロスだと、比較的『止めのカット』が多いこともあり手持ち撮影となる。

そして、特にモトクロスだと次から次へと選手が来るので休む間もなく撮り続けることになり、ずっと構えっぱなしになるせいで腕が結構疲れる。(^_^;

そこで軽量な一脚と組み合わせて腰で受けたら、移動する際の機動力を損なわずに腕の疲れを軽減できそうな気がしていた。

 

週末のSUGOでのモトクロス撮影で試して見た。



結論から言うと、止めのカットを撮るにはまったく問題なく、この程度の重量ならば腰というかベルトにかかる負荷も大した事はないので何処かが痛むことはない。そして当然ながら腕は楽ちんだ。v(∩_∩)

三脚座のあるレンズならば縦横の切り替えも楽にできる。

 

ホームセンターで買ってきたこの『受け』はかなり頑丈にできているので超望遠レンズを受けることもできそうだ。

もっともこれ以上重い機材だと人間の方が音を上げると思うが。バキッ!!☆/(x_x)

 

それにしてもSUGOでモトクロスを撮ったのは久しぶりだが以前よりも立ち入り制限される場所が少し増えてしまったようだ。ちょっと残念。

 

それでもSUGOはマウンテンコースと言われているだけあって、高低差があるお陰で見やすいし、写真を撮れるポイントもそこそこある。歩き回るのは結構大変だが。(苦笑)

オフロードビレッジは超フラットなコースなので脚立でもないとどうにもならないのと好対照だ。(´ー`)┌フッ

 

今回は腰だめ撮影法の検証の他に新規導入したアルカスイス互換マウントの使い勝手の検証の目的もあった。

 

しかしアルカスイス互換の小型マウントをつけるために買った中華雲台を使ってみたがこれはダメだ。(苦笑)

あ、アルカスイス互換マウントはまったく問題なく、脱着を素早くできるし、固定してしまえばビクともしないのでOKだ。

ダメなのは中華雲台。(爆)

具体的にダメな兆候があったわけではないのだが、いずれ首のところが折れて撮影機材を落としそうな気がしてならない。(苦笑)

赤いアルマイトがかかっているのが稼働する球の部分でそこから一体で伸びている軸にアルカスイス互換マウントをつけている。


帰宅後、この雲台には引退して貰うことにした。(^_^;

何しろ1kしない値段で買ったものだ。なんならすぐに捨ててしまっても惜しくはないくらいだ。(´ー`)┌フッ

 

ちなみに軽量タイプの一脚は2本持っている。どちらもSIRUIのものでアルミとカーボンだ。

カーボンの方にはLEOFOTOの蹄タイプの石突きをつけてある。地面について使うことをイメージして居る。アルミの方はAmazonで買った怪しげな石突きだ。直径が小さいのベルトにつけた『受け』に突っ込んで使うことをイメージして居る。

実際に使ってみたが丁度良い感じだった。ぐらつくこともなくOKだ。

 

まあ、そんなわけで心理的なものも否定はしないがとにかく中華雲台にいろんなものを託す気になれず、雲台は信頼性が大事ということで梅本の中型雲台を使うことにした。(笑)

雲台ごと外して付け替えられるので、その時々でどちらの一脚につけるかを決めれば良い。

梅本の雲台にもともとついていたマウントは外して、アルカスイス互換マウントを直に取り付けた。

 

良い感じだ。v(∩_∩)