ブルーサンダー号、あちこちガタが出てきた。(^_^; | 木馬の四方山ばなし

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少し前にフロントフォークのオイル漏れが発生した。

ここは大人しくショップにお願いしたのだが、その後、アイドリング時のヘッドまわり?からのシュルシュルキュルキュル音はおさまらない。一応様子見状態である。(悩)

 

そして今度はステアリングのステムが緩んでいるようだ。

フロントブレーキをかけて停止しようとすると停まる寸前にフロントにガガガという感じで振動がでる。

何故かフロントフォークの修理に出す前よりもひどくなっている気がしたのは気のせいか???

 

いずれにしてもこれは間違い無くステアリングコラムが緩んでいるのだ。

ステムを締めているナットを増し締めしないとダメだ。

 

黄丸のナットを外し、トップブリッジを取りはずす必要がある。

そして赤丸のナットを締め直すのだ。

赤丸のナットはピンスパナで締めるタイプ。だが、大したトルクではないので手持ちのピンスパナが上手くあわなければマイナスドライバーをあてがっていてハンマーで叩いてやればいい。

 

問題はトップブリッジを締めているナットだ。けっこうデカいので手持ちの工具が使えるかをあらかじめ確認した。

2面幅は27mmなのでメガネレンチは持っている。何とかなるだろう。

 

週末にやってみた。

 

最終的なステムの締め加減をチェックするためにはフロントを浮かせる必要があるので久しぶりにセンタースタンドを引っ張り出した。(^_^;

 

使いそうな工具を見繕って部屋から持って来た。

ステムナット用のピンスパナはこれだけ持っているのでどれかが適合するだろう。(爆)

どうやらER25というサイズが合うみたいだ。(^_^;

 

トップブリッジを締めているナットはあらかじめ確認済。

トップブリッジのフロントフォークを締めているボルトを緩めてから、ハンドルを外し、トップブリッジを締めているナットにアクセスできるようにする。

この黒いのはひと昔前にガーミンが販売していたオートバイ用のGPSナビをつけるためのマウントだ。このマウントをハンドルマウントに共締めするためのステーは後輩のドリーが作ってくれた。アルミの削り出しでアルマイトまでかかっているのだ。v(∩_∩)

トップキャップのサイドにはあわせマークがあるのでハンドルにテープを貼っておき、合わせ位置をマーキングしておけば再び組み立てるときが楽ちんなのだ。(笑)

ナットは27mmのロングメガネレンチで難なく緩めることができた。v(∩_∩)

次なる課題はトップブリッジを外すこと。左右のフロントフォーク近くを下から交互に叩いて少しずつ浮かせていった。v(∩_∩)

 

先日のフロントフォークの修理の際にショップがいったん分解したはずなので固着も無く、あっさりと外すことができた。

緩み止め?のロックワッシャを外し、下側のステムナットを増し締めした。

意外にグイグイ回る。(爆)

但し、調子に乗って締めすぎるとステアリングが素直に動かなくなる。サービスマニュアル通りのトルクで締めればいいのだろうがそんな便利な道具はない。(苦笑)

その場合はフロントを浮かせてタイヤを掴んでステアリングを左右に軽く動かしてみるのだ。フロントタイヤ周りの自重で自然にステアがフルに切れればいいし、途中で止まってしまう場合は締めすぎなのだ。

かといって締め付けが甘いと上述のようにブレーキング時にジャダーがでる。手で揺すったくらいではわからないのでこのあたりは経験と度胸だ。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ! 

 

まあ、こんなものかなと言うところまで追い込めたのであとは元通りに組み上げるだけ。

ところでハンドルのマウントキャップって方向があるのを知らない人はけっこう居る。

上の写真の赤丸部分にポッチがあるがこれが前方だ。下側とキャップ側では前方(ポッチのある方)は面がきっちり合うように締め付けて、後方はすり割の隙間が空くようにできているのだ。これを間違えるとハンドルが突然ぐりっと回ったりして結構ヤバかったりする。(^_^;

ひと通り終わったのでチェーンをチェックした。

交換後に走行した距離はいくらでもないが何しろ5年くらい経っている。外観上の錆は大したことはないが内部に錆があるのだろう。明らかに固着している箇所がいくつもあった。orz

 

こりゃそのうちチェーンも交換だな。ヽ(´ー`)ノ ハア

 

そしてその後、試運転に出かけてみて致命的な事を発見してしまった。

どうやらステムの緩みに気付かずに乗っている間にベアリングレースに打痕がついてしまったようだ。orz

 

ある程度の速度が出てしまえばきにならないというか気付かないが極低速で走るとステアリングの直進部分に引っかかりがある。

 

フロントフォークの修理のあとでジャダーがひどくなったように感じたのはおそらくショップが締め付けの時に引っかかりがはっきり出ない程度に締め付けを甘くしたのだと思う。。。

 

いやいや、これも直すとなるとまた出費が嵩むなぁ。。。゜(゜´Д`゜)゜。

 

さすがにこのままだと街乗りでカックンカックンして危ないので再びバラして、ステムナットの締め付けを少し緩めにしておいた。

強めのブレーキを引きずったままだと停止直前でフロントにジャダーが出るが、リアもつかって車体挙動を安定させてやればギリOKである。

 

しばらくはこれで誤魔化しながら乗るようかなぁ。

それでも早めにきちんと修理する必要はあるが。。