先週末に銀ぎつね号をどうにかこうにかドロップハンドル仕様に組み替えた。
しかし、どうしても気になる点があり今週末はそれを確認、改善した。v(∩_∩)
追加でいじった点は2つ。
ひとつ目はハンドルのポジション。
ふたつ目はリアディレイラーと地面とのクリアランスの確保。
ひとつ目のハンドルポジションだが、ポジションそのものに加えて丸ハンドルとSTIブラケットのつながりの悪さもかなり調子悪い。手がくぼみにはまるような感じで手が痛くなりそうだ。
銀ぎつね号のハンドルクランプ部はφ25.4であり、ハンドルの選択肢が極端に少ないのが悩みの種だ。
とりあえず目についた日東のものを買ってしまったが、上述のように全然ダメ。
色々調べてショートリーチでシャロー形状のものを見つけたのだが、ハンドル中央部のクランプ部の幅が狭くて、銀ぎつね号のダブルクランプだと固定できない。。。orz
TERNの他のモデルで採用されているシングルクランプ(QR仕様)のハンドルポストだとちょうどいいのだがそんな高いものを買いなおすのはばかばかしい。
さらに探していたらアナトミック形状のハンドルは見つけた。残念ながら幅が420㎜のものしかなかったがこれなら付けられる。幸いリーチは日東の丸ハンドルと同等なので、クランプを手前下にセットする今の形ならむしろグリップ部までの距離的にはほぼ問題ないはずで、STIブラケットとのつながりは改善されるはずだ。
お値段は2.6kほどなので追加投資をした。(苦笑)
結果的にばっちり。(^^)v
STIの位置が丸ハンドルよりも少し上につけられるおかげでブラケットの高さもむしろちょうどいい感じになった。
ブラケットを握る高さがサドルよりも少し低くなるくらい。リラックスして乗れるポジションだ。(^^)v
ついでにDEDAのバーテープがダメダメだったので安い中華バーテープを買ってみたところこれがまた調子いい。雨の日でもグリップは悪くなさそうだ。v(∩_∩)
上が丸ハンドルで下がアナトミック。丸ハンドルの方はブラケットカバーに隠れているがちょうど手が乗る当たりがくぼんでいるので握りづらかったのだ。
下がアナトミック。だいぶマシになった。v(∩_∩)
次はふたつ目の懸案項目だ。
チェーンの長さで各ギアに入っているときのテンショナーアームの角度が変わる。そして11速仕様だと幅方向の移動量も多い。
例えばLOW=1速だとテンショナーアームはかなりタイヤに近いので地面との直距離が近くても意外にバンク角はある。それに1速で走っているときは速度も遅いのでバンクする角度はかなり浅い。むしろ不安要素としては路面に落ちている石や段差などヒットすることだろう。
現状の1速ギアに入っているときのテンショナーアームの角度だ。
真後ろから見るとこんな感じ。
地面とは近いがプーリーが一番タイヤに近づくポジションなので意外にバンク角は稼げている。
路面に突起物などが落ちていなければ問題ないが・・・・・
1速ギアは厳しいのぼりで使うようなギアなので速度は出ていないし、コーナーでも殆どバンクはしないので何とかなりそうだ。
そして2速、3速とギアが上がっていくと走行速度も上がるので今度はバンクした場合の地面との距離が懸案となる。基本的にテンショナーアームは前には動けるが後ろにはチェーンテンションがあるので動けない。
したがって地面、あるいは、地面にある突起や石にヒットした場合はテンショナーアームに結構な衝撃が加わることになるのだ。
つまり速度が上がるにつれ、コーナーでのバンクかくも深くなるし、ギアをシフトアップするごとにプーリー位置は外側に出るのでその時のテンショナーの位置というか角度は気になるポイントだ。
横から見るとこんなイメージだ。
一番左がTOPギア、11速だ。 速度が出ているシチュエーションだろうが、プーリー位置は外側では有るものの高めになるので心配はなさそうだ。
真ん中が通常の巡航速度の時に使用頻度が高くなりそうなギアポジション。テンショナーアームがほぼ真下だし、プーリー位置もそれなりに外に出ているので走行中のダメージが一番心配される状態だ。
一番右はLOWギア、1速だ。よほどの突起物でも無い限りはまずぶつかることは無いと思うがやはり気にはなる。(^_^;
1番使用頻度が高そうな場合のバンク角だ。後ろから見るとこんな感じだ。
各ギアにおけるテンショナープーリーの位置はチェーンの長さをどのようにするかで結構変わる。
現在は新品チェーンの126リンクから4リンク詰めてあるので122リンクになっているはずだ。数えたわけではないけど・・・(-。-) ボソッ
確認してみるとあと2リンクは詰める気なら詰められそうだ。
2リンクだと約25㎜テンションプーリーが前に移動するイメージだ。
しかし、LOWギアの時にテンショナーアームがほぼ伸びきりになるので明らかにやり過ぎな感じだ。
むしろもう少しチェーンを長くした方が良いかもしれない。テンションが少ないので4リンク詰めてしまったが、LOWの時にプーリーが最下部に来るくらいのセッティングの方がグランドヒットのリスクはミニマムになりそうな気がする。
LOWではプーリー位置は低いが1番タイヤよりだし、何よりも走行速度は低い。その位置からシフトアップしていくとプーリーは外に出るが後方斜め上に少しずつ動くことになるので、案外良いのかも。。
捨てようと思っていた古いチェーンをつなぎ合わせて無理やり126リンクを作ってもう一度確認して見た。
126リンクでのLOWギア(1速)の時のプーリー位置。
かなり低いが幅方向ではタイヤのすぐとなりにプーリーがあるので何とかなるか。。
バンク各そのものはそれほど深いわけでは無いがプーリーにものがぶつかったときにテンショナーアームの動きとしては力をいなす方向だ。もっともチェーンテンションが邪魔するので衝撃荷重が入ることに変わりはなさそうだ。(´ー`)┌フッ
最後は126リンクでのTOPギア。11速だ。
ぎりぎりチェーンにテンションはかかっているがテンショナープーリーからガイドプーリーに戻るチェーンとクランクからテンショナープーリーに来るチェーンが少し踊っただけで間違い無く干渉しそうだ。(^_^;
やはりチェーンの暴れ防止にはある程度以上のテンションは必須なので、現状の122リンクがベストなようだ。v(∩_∩)
これでほぼ完成だ。
少し乗り回して見たところ、まだわずかにハンドルが遠い。あと2cmくらい。
そこでハンドルブラケットの取り付け角度を変えてみた。ハンドルが少し手前に来て少しだけ上に上がるようなセッティングだ。
かなり良くなった。v(∩_∩)
欲を言えばあと1cm手前にしたいところだがこのあたりが妥協点だろう。
但し、こうするとハンドルのクランプ部が手前に来るため、メーターやライトのステーがハンドルポストのクランプ部と思いっきり干渉して取り付け不可能となる。
色々考えた結果、ハンドルクランプ部に直接ライト&メーターステーを取り付けることにした。
かなり無理やり感があるが、組み上げてしまえばそれほどおかしくは無い。(爆)
レックマウントのダブルアームにスペーサー代わりにワッシャを入れてそれっぽく取り付けた。v(∩_∩)
95%完成だ。v(∩_∩)
ハンドルポーチ付き、サドルバッグ付き、工具&スペアパーツ搭載済、サイコン、ダブルフロントライト、リアライト、気づきベル、リアキャリアがついている状態が上の写真だ。
サドルバッグにはテールライトもつけてあるので一般公道を走る上で必要なものはすべて搭載済だ。
色々組み替えてすべてが重い方向なので試しに車重を測ってみた。すると驚きの数値が.(爆)
なんと上の写真の状態で
32kg!!!
もあった。
ママチャリ並みである。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
ちなみに盆栽キング号はほぼ同様の装備で26~7kg。
グレートパンダ号は22~3kg。
どのチャリにも予備チューブやマルチツールを積んでいるので結構重いのだ。
だが、さすがに銀ぎつね号はダントツである。2階の部屋まで担いで上がるときにはずっしりくる。(爆)
まあそれでもタイヤのエアを4barにしたら殆ど路面の縦目地や排水グレーチングが気にならなくなったし、乗り心地もかなり良くなった。v(∩_∩)
通勤ちゃりザップと気が向いたときのご近所ポダリング仕様としては問題ない。(´ー`)┌フッ
残る最後の懸案はあまり仕事をしなそうな、ディレイラーガードとバックミラーだ。
特にミラーはなまじリーチが長いハンドルなのでバーエンドにつけたミラーが上ハンドル部が邪魔になって視認性がかなり悪いのだ。
色々物色して何とか使えそうなミラーを探して手に入れた。
ちょっとデッカくてかっこわるいが街乗り用の安全装備としてはこのくらいの方が良いだろう。。。(苦笑)
週末を前に梅雨入りしちゃったっぽい宣言が出て、週明けは雨模様の週間予報だ。
さっそくシン・銀ぎつね号でいろいろ試して見よう。v(∩_∩)
追記:
上でチャリの重量のことを書いているが何も考えずにそのまま記載したものの、どう考えても重すぎるよなぁ。。。と思って測定器を確認したらkg単位がポンド単位になっていた。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
1ポンド=0.45kg
そんなわけなので、
シン・銀ぎつね号=32kg⇒14.4kg
盆栽キング号=27kg⇒12.15kg
グレートパンダ号=23kg⇒10.35kg
が正しい。。。
そりゃそうだ。30kg超えのチャリなんて担いで階段登ったら息も絶え絶えになるわ。。。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!