ウィッシュボーンが逝った・・・orz | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

数日前の予報とは打って変わって、土曜日は朝から天気が良かった。

それならばちゃりザップをしない理由は無い。

まあ、それでも慌てることも無く、7時くらいに普通に起きてのんびり食事をしてから支度をして走り始めたのは8時半を過ぎたくらいだった。

 

まずは川沿いのサイクリングロードに出るまでは市街地を抜けていくことになる。

走り始めてすぐにクランクががたついていることに気づいた。

おいらが使っているsuginoのクランクは左アームが緩むことが多い。。。走っていてかっくんかっくんしたり、それ以前にクランキング周期に合わせて小さな音が鳴り始めたら、可能性が高い。

 

話は少し逆上る。

水曜日にお休みをもらったので平日ちゃりザップを気取ったのだが、思いっきり雨に降られた。orz

帰宅後はBB下の蓋を外し、シートポストも抜いて水を出しておいた。もっとも水はほとんど入ってなかったけどね。(´ー`)┌フッ

けっこうな本降りだったっけ。

 

この時には60kmほど走ったのだが、特に異常は感じなかった。

しかし、土曜日は走り始めてすぐにクランクが緩んでいる感じがしたので安全な場所によけてからチェックしたら、やっぱり・・・(苦笑)

左クランクを締め直して走り出した。

 

荒川沿いの土手の道に入り、少し走ったところで再び異音がすることに気づいた。

またクランクが緩んでいるのか???

チェックするとガタは無いようだ。もう一度、調整をかねて締め直してから走り出したがやはり音が鳴る。。。

 

以前、クランクに同期してなる音に悩んだ時期があったが、最終的にシートポストが鳴っていた事があった。挿入部へ薄く塗るグリスを少し固めのものに交換したら音が止まった経験がある。

だが、今回は明らかにクランク周りだ。。

 

様子を見る意味もあってそのまま走り続け、21kmほどの地点で小休止を取った際に確認するとどうやらBBのベアリングが怪しい。

停車状態でクランクを後ろ回しをするとペダルをつまんだ手に、コツンという小さな衝撃が伝わる瞬間がある。こりゃ、ベアリングが痛んでる感じだ。。。orz

そのままそこで折り返して帰宅することにした。

だが、帰宅途中で異音がどんどん大きくなっていき、いよいよやばい感じ。(^_^;

 

グレートパンダ号のBB規格は386というすごく迷惑な仕様になっている。オイラのつたない経験ではBSAとかで普通にホローテック2をねじ込む奴が一番安定しているんだが。(苦笑)

 

まあ、そうはいってもBBの規格はフレームを選んだ時点で決まっているのだ。オイラのグレートパンダ号はBB386。

新車時に組み上げる際にBBは何を使おうか迷ったのだが、この際だからとセラミックボールを採用している、

ウィッシュボーンBB38624

 

をインストールした。

けっこう高かった。(^_^;

だが、左右連結する構造とセラミックボールに期待することにしたのだ。

こいつを組み上げたのは18年の夏。もうじき3年経つことになるが、ほぼ1年はインドに居たので実質的には2年間の使用だ。

 

帰宅後すぐにバラしてみた。

 

BBを外して左右それぞれのベアリングを回してみた。

右側のベアリングを回してみると、ときどきコツコツ、ガリッという感じで明らかにおかしい。。。

 

乗っているときは右足だけのクランキングでは無音、左足だけだと異音という状況だったのでてっきり左のベアリングが痛んでいるものだとばかり思って居たのだが・・・?

 

とりあえず、替わりのベアリングを発注しないとイケない。。。

同じものを・・・・・と一瞬思ったが、高いだけで何も良いことが無かったので今回はウィッシュボーンの半額以下で買えるsuginoの普通のスチールベアリングをオーダーした。(苦笑)

 

この間に軽く昼メシを済ませたので、午前のちゃりザップが43kmと想定よりもかなり短くなってしまったこともあり、今度は盆栽キング号で少しだけ近所を走ってきた。サドルの角度を少しだけ調整したばかりなのでその確認もかねてだ。v(∩_∩)

 

いつも荒サイまで行く途中で渡る橋のところで、川沿いに砂利道があるのは知っていたので、試しに入ってみた。シクロ用のブロックタイヤと3barの低圧なので砂利道でも不安無く走れる。。。

まあ、結果的に次の橋までは道がついていたがそこまでと言う感じ。。。

午後のおかわりちゃりザップは10km足らず。。(´ー`)┌フッ

 

それにしても盆栽キング号だが改めて乗り比べるとこれはこれで良いちゃりだ。カッチリした剛性のお陰で安心して走れるし、ブレーキもすっかりあたりがついたので車重のハンデをものともせず、キチンと止まる。

以前取り付けたサブブレーキもそこそこ有効だ。v(∩_∩)

鉄下駄ホイールもこぎ出しはすっげえ重いが巡航に入れば問題ない。何よりも良く転がる。

 

うん。これはこれで良いバイクだ。楽しい。v(∩_∩)

 

話をグレートパンダ号に戻そう。

Amazonで注文したsuginoのスチールベアリングタイプのBBは日曜の午後に届いた。

 

ウイッシュボーンは左右のボディが直接ねじで勘合されることで剛性が高まるというのが売りだが、今回のは普通のタイプすなわち左右はそれぞれ圧入されて居る保持力でクランク軸を支える。ダストなどの侵入を防ぐために中間部は樹脂のカラーがO-RINGで左右のベアリングハウジングにはめ込まれるがあくまでも挿してあるだけなので剛性には寄与しない。

 

こいつをBB部分へ圧入するわけだ。

こんな感じのツールを使用する。

 

道具さえ持っていればあっという間だ。v(∩_∩)

上の写真は圧入し終わったところ。

 

その後、クランクを挿入し、左アームを取り付ければ完成だ。

写真はブレブレだがとりあえずはOKだ。

 

左クランクアームが緩まないようにと、締め付けボルトにはねじロック剤を塗ってみた。いくらかでも緩みにくくなると良いのだが・・・・(´ー`)┌フッ

 

天気予報によると明日は雨は大丈夫っぽいのでお昼休憩の時間帯に少しだけ乗り回して確認しよう。

本格的なチェックは週末を待たないとならないが。(´ー`)┌フッ