松葉生活 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

久しぶりの松葉生活もすでに5週間になった。(苦笑)

いざ、両手が使えない状態でしかも両脚で立つこともできない状況になるとその条件下でも
いろいろ工夫して生きていくのが人間というものである。

受傷直後はほとんど足を付けなかったため、家の中でも
両松葉だった。
普段使って居るリクライニング機構付きのひとりがけのソファはオットマンもあるのでここに落ち着いているときは問題ない。
テーブルはコロ付きのものを使って居るのでソファに座ったままで手前に引き寄せたり離したりもできる。
だが、キッチンで食べるものを作ったあとにこのダイニングテーブルまで運ぶことができない。
そこでキッチンとダイニングテーブルの間に折りたたみのテーブルをひとつ置いた。
片足立ちのままでいざるように動くのは多少できるし、向きを変えることもできるので、作った料理を
ひとりバケツリレーするための中継ポイントしてテーブルを追加したのだ。(爆)
これなら汁物でもこぼさずにダイニングテーブルまで運べる。(^^)v
食べ終わったあとはその逆だ。

料理も保存が利くものを作り、タッパに取り分けておく。2、3種類あれば毎日の弁当のおかずには事欠かない。
何故弁当かというと、職場でもものを買っても持ち歩くことができないし、ましてやトレイを持って歩くようなところは対応不可能だ。両手は松葉杖でふさがっているのだ。(苦笑)

手術後は傷を覆うようにラップのようなセロハンテープのようなものがぐるぐる巻きだった。だが、退院したあとはシャワーくらいならいいと言われていたので帰宅した日から毎日シャワーを浴びていた。
頭がかゆくなるし、身体もそこはかとなく汗臭くなるからね。(爆)

だが、はじめはゼロ荷重だったので危なくて松葉杖をついてバスルームに入るなんてムリだ。
そうなると脱衣スペースですっぽんぽんになったら、
腰を下ろしてケツからバスルームに入っていき、風呂用の椅子に腰掛ける。その後、できるだけ奥まで移動した上で曲がらない脚をなんとか替え込むようにしてバスルームに入るのだ。(笑)

今は50%荷重できるから片松葉で立ったまま出入りできるようになったからかなり楽になったけどね。

ちなみに生活以前の話だが、怪我をしたあとに自分で車を運転して帰ってきた。
関節内骨折の場合、内出血でパンパンになり、膝が内圧で物理的に曲げられなくなる。
だから車に乗り込むときはいったんケツをコンソールの上くらいまで引っ張り上げて右脚の先を車内に引き入れる。いったん入ってしまえば僅かに曲がる膝のおかげでドライビングポジションを取ることはできる。
足首は普通に動かせるので運転は可能だ。もちろん大前提として、
ブレーキは左足で操作することが必要だが。(苦笑)

その後は会社に駐車許可をもらった上でクルマ通勤をしている。移動時間のロスが多いが仕方ない。そうそう休んでばかりもいられないからね。(´ー`)┌フッ

ま、いろいろ苦労は多いがかつても経験した事だし、今はもう回復基調だから、大変な時期はもう過ぎたけどね。(^^)v