アルバイトの価値とEVF | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

先日、所属するスキークラブの集まりがあったため、平日の夕方に都内に出かけた。
いつも決まった店で軽く飲食をしながら、さまざまな案件を決めるという感じの定期的な会合だ。

職場からは直接移動し、終わったらそのまま自宅に帰るため、これがある日は電車通勤となる。

まあ、前振りはここまでとして、集合時間よりも少し早く着いたので時間つぶしにぶらぶらすることにした。

その中で、
ビックロ(ビックカメラとユニクロが一体化したお店)のユニクロエリアを歩いていると、店員同士が暇に任せて立ち話をしているのが耳に入った。
声の感じからするとまだ若い女性だと思うが、


この間、私は1250円の価値があるって店長に言われたの。。。

と言う声が聞こえた。
想像するに
アルバイトの時給のことだろうか???
今時、時給1000円でも働き手が集まらない業界があると言うニュースは見たが、値段の高い安い以前に、このおねーさんの自信たっぷりな物言いに笑ってしまった。

おめーはキャバ嬢かよ。。。(爆)

よほどの自信家なんだろうな。。。

そう言えばオイラの職場に以前いたにーちゃんの中にも同じようなベクトルの奴がいたなぁ。
いわゆる、
意識高い系、って奴だ。流行のビジネス書に書いてあるような言葉を好んで使い、やたら鬱陶しい情報発信をするタイプだ。
同僚や、後輩からはとことん嫌われているのにまったく気付かず、
オレは仕事ができる・アピールがすごくて上の立場から観ていても苦笑しかでないタイプだ。

たったワンフレーズの言葉だけなのでホントのところは不明だが、このユニクロのねーちゃんがそう言う類いではないことを祈るばかりだ。(爆)

話は変わるが30分程度時間があったのでその後、ビックカメラエリアに移り、最近発売になった
キヤノンEOS-Rというミラーレスカメラを少しだけいじってみた。

第一印象は小さい、軽い。。。

レンズマウントアダプターを使えばオイラが持っているキヤノンのEFマウントレンズをそのまま使うことができるし、フルサイズ。しかも画面のほぼ全面がAFポイントとして使えるという話を聞いていたのでちょっと気になる存在なのだ。(^_^;

だが、ネックとなるのはEVF。エレクトリック・ビュー・ファインダーだ。
うしろにある液晶を観て撮影することもできるが、いわゆるコンデジと違って電子ファインダーを装備しており、目を近づけると自動的にバックモニターは消えて電子ファインダー内が明るくなる。一眼レフと同じ使い勝手を再現している。
ただし、所詮はファインダーでのぞいたところにレンズから入る画像情報を電気的に写しているので、一眼レフの光学ファインダーとは根本的に異なる。
ファインダーをのぞいた先に小さなモニター画面があると言えばわかりやすいだろうか。

以前からEVFを装備するミラーレス機は存在するがどうしても描写の応答遅れがあるため、光学ファインダーほどの追従性が無いと言われている。

今年は1回しか撮りに行かなかったが、モータースポーツを撮影する場合には流し撮りが基本となる。そうなると
ファインダー内の描写に遅れが出ると致命的だ。
そんな思いもあって、少し設定をいじってから接眼してEVFをのぞきながらカメラを振ってみた。
すると以前のEVFに比べれば圧倒的に描写速度は速くなっている。。。。が、しかし、画像がちらつく。。。。目がチカチカする。(苦笑)

標準レンズでさえこれでは超望遠レンズを装着しての流し撮りはかなり厳しいと言わざるを得ない。

反面、バックモニターを見ながらタッチ式でAFポイントを選べたりする点はすごく便利だし、なんと言っても合焦速度が抜群に速い。。。
これ、三脚にすえて風景を撮るときなどは抜群だろう。絞り開放で被写界深度が浅くなっても合わせたいところにガリピンで撮影することができる。

それに店内では試せなかったが、
瞳AFモードというのもあって、従来の顔認識をさらに進化させたものだ。手前側の瞳に追従してAFポイントを切り替えた上に合焦してくれるという機能もあるらしい。人物撮影には絶大な威力を発揮するだろう。もちろん、店内ではその機能は試すことはできなかったが。

画質は最新のミラーレスのフラッグシップ機だから悪いはずもない。オイラの持つ1DXマーク2よりも上かもしれない。
軽いのは持ち歩くにも都合がいい。
EVFがもっともっと改良されて応答速度に違和感がなくなったときには欲しくなりそうな気がする。

そう。つまり、今は欲しくない。(爆)

風景撮りやモデル撮影をメインにする人には抜群かもしれないが。。。。