グレートパンダ号のインプレッション | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

パンダ号を豪華にドレスアップした。その名もグレートパンダ号。(^_^)v
そいつがデビューしたのでそのインプレッションをまとめておこう。



まず手始めに重量だがドレスアップ前後で比較すると僅かに0.3kg軽くなっているにすぎない。(苦笑)
https://ameblo.jp/mokuba-red/entry-12397969281.html?frm=theme

上記のリンク先にあるパンダ号と同じ状態で、
8.53kgだ。

絶対値においても今時のロードバイクとしては特別軽いわけではない。ごく平凡な数値と言って良いだろう。。。

パンダ号からの変化点は、フレームが替わったほかには、


ホイールがゾンダ⇒ボーラワン
ハンドル:アルミ⇒カーボン


となる。その他のパーツは基本的にそのまま移植だ。
ホイールがアルミからカーボンに替わっているにもかかわらず、この重量差ということは
フレームは中華カーボンの方が軽かったのだろう。
単体での測定はしていないが、見た感じ、持った感じでも明らかに中華フレームの方が軽かった。(苦笑)

中華カーボンフレームはよく言えばしなやかで乗り心地の良さに貢献していたが、ぶっちゃけ下りなどで速度を出すと何となく不安だった。
挙動がおかしいとかは一切ないのだが少なくとも
剛性は感じられなかった。。。。

さらに付け加えるならば、中華品質を信じ切れない自分が居るというべきか・・・(苦笑)

重量に関していうならば、クイックシャフト⇒スルーアクスルのウエイト差も僅かにあるとは思うが・・・・
まあ、もとから軽くするための仕様変更ではないので問題ない。
なんといっても外観はもくろみどおり、実にかっちょよくなったので不満などあろう筈もない。(´ー`)┌フッ

シフトメカはすべてパンダ号から移植した。ただし、ブレーキキャリパーはポストマウントのRS785からR8000アルテグラのフラットマウント仕様に変わっている。これの重量差は未確認だ。
ブレーキディスクは移植した。

既報のグルメライドで82kmほど走った感触としては、フレームは安心感があるのがいい。中華カーボンフレームは前述の通り、しなやかで乗り心地は良いが、フロント周りの剛性感がなく、下りでは正直怖かった。
それがスルーアクスル化の効果なのかフレーム&フォーク自体の違いかは分からないが下りでも不安は感じない。
ハンドリングは特に差を感じなかったがごく自然に気にすることなく乗っていたのでニュートラルなのだろう。。。。たぶん・・・・(^_^;


そして翌週にはいつも行くコースを走ってきた。
短いが最大斜度10%程度の登りもあるし、下りではメーター読みで時速58kmくらいはでる。
今回はこの下りでも安定感や安心感という面においてはレベルが上がっているように感じた。少なくとも不安や恐怖はなかった。
コーナーでも速度が上がっても違和感はないので特別すごいところはないが、特に問題もないようだ。(^_^)v

ちなみに今回、奮発したカーボンクリンチャーホイールだがチューブにRairを傲った効果もあるのか、乗り心地に硬さはまったく感じない。そして漕ぎ出しの反応がいい気がするのはゾンダよりも僅かだが軽いおかげかもしれない。ホイールの剛性が・・・・・なんてことを語れるほどの脚力はないのでその点はスルーしておく。(爆)

ちなみにRairチューブだが今まで使って居たシュワルベの安いチューブやコンチネンタルの安いチューブよりもエアの保持性がいい気がする。
まあ、チューブのエア保持性能は個体差が大きいのでその範疇かもしれないが。

そして違いを感じるのはハンドル。
3Tというメーカーの中間クラスのカーボンハンドルを付けてみたのだが、それほどしなる感じは受けないが、ごつごつした衝撃はいなしてくれているようで手のしびれがでにくい。
角が取れた感じというべきか・・・・。

しなやかさはそれほど感じないが、路面の荒れているところでは明らかにアルミハンドルの時よりは衝撃が少ない気がする。(^_^)v

グレートパンダ号ではハンドルを近めにしていたが、グレートパンダではそれよりも10~15mmくらい前に出した。(正確には出したのではなく、トップチューブが長い分、同じステムを使い回している関係で前に出てしまったのだ。)
その分、手の負担が増えるはずだがまったく気にならなかったし、痺れも起きなかったのはカーボンハンドルの効果だと思う。(^_^)v


ちなみに組み上がってすぐに近所のチャリ屋まで自走で防犯登録をしに行った際のこと。走り出して100mも行かないうちに
ハンドルクランプ部がずれてハンドルがずりっと下を向いてしまった。(^_^;
危うくバランスを崩すところだった。暗い道だったのでその場でじたばたせず、片手を上ハンにおいて上体の重量を支えつつ、もう片方の手でブレーキ操作をしながらゆっくりとチャリ屋まで走って行ったのは言うまでも無い。
そして店内で防犯登録手続きをしたついでに明るい店内でマシ締めをした。(^_^)v
油圧ブレーキのエア抜きをする場合にマスター部の向きを水平にするためにハンドルクランプを緩めて動かしたあと、ホン締めを忘れていたようだ。バキッ!!☆/(x_x)

だが、そのあと、自宅まで戻る際も微妙にハンドルが揺れる感じが有り、恐怖を感じたため、カーボングリスを使ってきちんと固定し直したのは当然のことだ。
カーボングリスが効いたのかグルメライドの間は不安感は全く無し。ハンドルがしなるほどの感触もなかったのでやはり微妙に動いていたのだろう。(苦笑)

このフレームの
BBは386EVOという規格だ。
剛性が高いという触れ込みだが、オイラレベルの脚力でそれを感じるわけもなく、ごく普通。バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ! 

全体としては、えいっとばかりに組み上げただけだが、ポジションも含めてそれほど気になるところはなかった。
組み替え前よりもトップチューブが少し長いため、サドル~ハンドルの距離が10mmほど遠くなったのだが、今のところ特に違和感はない。もう少し乗り込む中で様子見だな。

そんな感じで総じて大満足なのだが、あえて不満を言うならば、R8000アルテグラのカセットスプロケットを入れて居るときはいつもなのだが、ギアチェンジの度にスプロケットから賑やかにガチャガチャ音が聞こえるのだけが品がなくて不満だ。

https://ameblo.jp/mokuba-red/entry-12400840940.html?frm=theme

この点は後日、気付いた点があるのでまた別ネタとして近いうちに書こうと思う。

もうこれでオイラの盆栽プロジェクトは今度こそ終わりだな。


少なくともロングライド用のロードバイクはこれで完成形だ。(^_^)v