サーキットでロードレースを撮影しているようだ。
マシンを見る限り、雰囲気は8耐のような耐久レースの趣だ。
ほぼ180度ターンする左ヘアピンのアウト側の観客席にいた。
コーナーの外側は通常のグリーンやグラベルではなく、なぜか砂浜だった。それもまさに波打ち際のような砂浜。
撮影ポイントをどこにするか迷いながらうろうろしていると、何故か観客がみな砂浜に降りてコーナー外側のフェンスも何もないところから撮り始める。
オイラは、そこはなんぼなんでもあぶないだろーと言って手前のスタンド(というよりも夢の中ではただの防波堤だったが。)の上から撮り始める。
そのうち、何故か砂浜に潮が満ちてきて、ヘアピンのクリッピング付近を中心に水でひたひたになっていく。
あっという間に水かさが増し、コーナーの進入から出口まで全面水たまり状態。クリッピング付近がもっとも推進が深いらしく、コーナーマーシャルが腰まで水につかって黄旗を降り始めた。
そこにロードレーサーに乗ったライダーが突っ込んできた。
ライダーは誰だったか思い出せないが、往年の有名選手。外人ライダーだ。
コーナーマーシャルが賢明にフラッグを振っているのを知ってか知らずか、そのままコーナーに侵入し、ものすごい水しぶきを上げてクリッピング付近まで進んだところで完全に水没。
マシンがぷかぷかと浮き上がり、ライダーが泳いでコース外に出ようとしている。
それを防波堤の上からオイラは一生懸命撮影しているのだ。
そのあたりで目が覚めた。
むむ~ん。
夢というのは往々にしてあらゆる矛盾を包括して成立しているものだが。このパターンは珍しい。
水辺(海である事が多い)を舞台にした夢ではウインドサーフィンをしようとしているパターンがたまにある。
ほとんど場合は人工海浜のイメージだ。かつて良く通った検見川の浜あたりのイメージが少し被っているのだろう。
ウインドサーフィンを始めようとすると、静かだった入り江のような湾に突然大きな波がセットで入ってくるのだ。それも日本ではお目にかかれないレベルのビッグウエーブ。
それに翻弄されつつも見事なウエイブライディングをするのだが、その波は浜辺の海の家のようなものにまで流れ込み、床上浸水しててんやわんやというのが大体夢のクライマックスだ。
いずれにしても興味のあるものに関する夢を見るというのが基本だがその展開は夢ならではの支離滅裂さであり、予測も理解も不可能だ。
人間の脳みそってどうなっているのかねぇ。。。おもしろいなぁ。