ヒーリング効果 | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

だいぶ前の話だが写真仲間と話をしていた時のこと。
写真がらみの友人には精神的に不安定な人が結構いるが、写真を撮ること、あるいは写真を通じて気づく人間関係がヒーリング効果をもたらしているというような話になった。
オイラがメインに撮っているレース写真での仲間にはあまり該当する人は思い当たらないが、ジャンルを広げて周りを見渡すとなるほどそう思えなくもない気がしてきた。

いわゆる、医者にかかるほどではないにせよ、微妙に不安定だったり、自分探しの旅に出ていそうな人は確かにいるようだ。
幸か不幸か、オイラは写真仲間とは頻繁に会うことはなく、言葉は悪いがうわべの付き合いである。お互いの生活に深く干渉する以前に、お互いに知っている個人情報などはごく限られたものであるためすべては印象の話であり、本当のところはよくわからないが。

まあ、それはともかく写真を撮ることで自分と向き合うことが出来たりするのかも知れない。
ちなみにオイラの場合は何度も書いてきたように自己満足のための写真で有り、あまりスピリチュアルな意味合いは持っていない。
左脳派技術系カメラマン
オイラは自らをそう定義づけている。
つまり難易度の高い撮影技法でたまたま当たりカットがあればうれしいと思うし、それに挑戦していることがオイラの撮影の核心であるからだ。
別に自分の感性を表現しようとか、他人を感動させたいなんて思いはこれっぽっちもないのだ。もちろん、人に褒められればうれしいのは間違いないが、褒めて貰うために撮影はしないし、写真の中に自分の存在意義を探してさまようようなこともない。
ある意味、とてつもなくドライな視点で撮っているのかも知れない。