オイラの言うグルメなんてたかが知れているが、のんびりと家に居る週末は近所のスーパーで良さそうなさかなを手に入れて捌くことなんかが実は楽しみのひとつになっているし、最近ではクックパッドで簡単にできて旨そうなものを選んではマネをしてみている。
まあそんなわけでこのところの週末の食卓を振り返ってみよう。
まずはもんじゃ
東京の下町で生まれ育ったオイラにとってもんじゃ焼きはソウルフードと言って良い。けして上品な食べ物では無い。なつかしくも下世話な味なのだ。
先日、FBつながりの友人のあいだでもんじゃが話題になったためか無性に食べたくなり、我慢できずにやってみた。
そう、おうちもんじゃだ。(^_^)v
ホットプレートなんて持っていないがフライパンを使えば問題ない。小麦粉はあるし、焼きそばの麺がひとつ余っていたし、キャベツもある。それだけだと寂しいので切りイカを買ってきた。
あとは適当に混ぜて焼くだけだ。(爆)
1人前(どんぶり一杯)の分量は適当だが、こんなモンとした。
小麦粉スプーン2杯、水、めんつゆ少々、魚粉ひとふり、千切りキャベツ、焼きそばの麺、焼きそばの粉ソース、ウスターソース、切りイカ少々。
これを混ぜてからフライパンで焼いただけだ。
特に食べた感じでは問題は無いのでこんな感じで大外しはしていないようだ。ひとつ問題だったのははがし。
金属の小さいヘラのことをオイラの地元では「はがし」と呼んでいた。しかし、はがしなんて持っていないし、それ以前に金属のヘラを使ったらフライパンのコーティングが駄目になってしまう。苦肉の策として木製のスプーンを使った。
まあ食べられなくはないのだが、やはり平らなはがしで押しつけるように取るのがもんじゃの正統な食べ方だ。ましてや焼いたものを皿に取り分けるなんて言語道断。今回は焼き上がったらもんじゃをフライパンごとテーブルに持っていき、木のスプーンですくって食べた。(苦笑)
それと今回は焼きそば用中華麺が余っていたのでそれを入れたがやはりベビースターラーメンを入れたいところだ。ところが最近、行きつけのスーパーからベビースターラーメンが消えた。「おつまみラーぴ」といってピリ辛のベビースターにピーナッツが入っているものがあり、よく買っていたのだが。しばらく前にベビースターの発売元が倒産したとかしないとか言うニュースを聞いた気がするがその影響なのか???
残念ながらベビースターは手に入らないが、皿うどんで使うような細めの揚げ麺は手に入るので次回は生麺では無く、この揚げ麺を入れようと思う。
その後、フライパンを傷めずに使えるはがしをいろいろと探してみた。近所のホームセンターやニトリなどで探したが、シリコンのヘラとか、木ヘラなどでちょうど良いサイズのものは見つからなかった。かといって鉄板を買うのはばかげている。ネットで探すともんじゃ用の木べらというのもあるが無駄に高い。。
粘土細工用のヘラとか、(本来の用途はなんでも良いのだが小さめの)竹べらが無いかなと近所の店を数軒当たってみたがやはり思わしいものは無い。
そこで作ることにした。
いま持っている木製スプーンもニトリで買った安物ではあるが、まずはお試しと言うことで100均で木製のバターナイフとジャムスプーンのセットを買ってきてそれを削ることにした。これは手触りからして、軟らかい木材を使って居そうだし、表面になんの上塗りもしていないため削りこんでも見栄えも含めて問題なさそうだ。何よりもダメ元でトライしても良い値段だ。(苦笑)
というわけで、アウトドアナイフであらかた削ってみた。
一番右が加工途中のものだ。なかなか綺麗には行かないがハンドリューターを持っているので、この週末にそれを使って仕上げて見ようと思う。(^^)v
お次のメニューはささみ肉のソテー。
ミートハンマーで叩いて・・・というか、叩くとやかましいのでぐいぐいと押しつけるようにして肉を薄くのばして、そこにチーズを挟んで小麦粉と塩胡椒を振って焼いてみた。
これが絶品。(^_^)v
チーズの塩気と胡椒のぴりっとした感じがあう。おかずに良し、つまみに良しという感じだ。
胡椒の代わりに山椒のほうがよりぴりっとしておいしいかも知れない。
ちなみに付け合わせは温野菜。
最後は週末のお約束、チャーシュー作り。
しばらく前にお買い得だったので買っておいた豚バラ肉の塊。今回はコンソメで下味をつけつつ、圧力鍋で煮込み、焼き肉のタレとめんつゆと砂糖をまぶして表面に焼き目が付くまで焼き込んだ。
たこ糸をばらしたあとは、脂の多い部分は少しそぎ落として、あとは5mm厚さに切り分ければ完成。それをさらに切ってサイコロ状にするとチャーハンの具材としては絶品。
もちろんそのままならばラーメンに入れると旨い。(^_^)v
今週末の週末グルメの締めくくりはこれこそお約束のイナダの刺身。
旬を迎えたイナダが安く売っていたので半身は刺身。
骨周りは塩焼き。
残りの半身はしょう油につけ込んで保存してある。漬け丼で食べるも良し、みりんを足してから照り焼きにするもよし。
レパートリーなんて限られているが自分で色々作るのは案外楽しいのだ。