写真展 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

数年前から友人たちがプロデュ-スするグループ写真展に時々出展している。
その関係で写真を趣味とする友人が増えてきた。中には写真で飯を食っている人もいるがほとんどの人はアマチュア。趣味で写真を撮っている人がほとんどだ。

あちらこちらの写真展に忙しく参加している人もけっこういる。そしてその合間には一日にいくつもの写真展をはしごして見たりもしているようだ。
オイラはあまり写真展というのは見に行かない。おそらくオイラの感性の問題だとは思うが、自分の興味のあるジャンル以外の写真を見ても心が動かないのだ。
風景写真しかり、まちかどスナップしかり、ポートレイトもそうだ。
おそらくオイラ自身が写真にゲージツ性を求めていないからだろう。冗談めかしてよく言うのだがオイラは
自称「左脳派技術系カメラマン」
なのだ。
感性とはかなり縁が薄い。(苦笑)

そんな感じなのである意味冷めた目で友人たちの画廊巡りとか作品作りに精を出す姿を見ていると、
自分探しの旅をしちゃっているのかなぁ・・・
ふと、そんな風に感じることも多い。

自分で自分を追い込んで焦燥感に身を焦がしながら、どんどん深みにはまっている人を見るとそう思う。
もちろん、自分は自分と割り切った上でいろんな意味で幅を広げるために観て歩いている人は余裕があるのでそんな心配は無いのだが。
本気でプロを目指しているのならばそれでもいいが、どう見てもそうは見えない人までもが周りに流されて自らを追い詰めてしまう姿はつらいものがある。
もっと肩の力を抜けば良いのに・・・

あるいはプロを目指すならそんな甘っちょろいことを言ってないでもっと自分を追い込んだら・・??とも思う。

ま、オイラ自身にとっては写真はあくまでも趣味。
しかも上述のように左脳派技術系カメラマンだから、撮影技術の難易度が高いカットが(たまたまでも良いのだが)とれたら満足なのだ。
そこにいい光とかの偶然が重なって誰もがカッコイイと思ってくれる作品だったらいうことはないのだが。
オイラもそういうものを目指して、あるいは狙って撮影はするがそこでもがいたり悩んだりはしない。アマチュアゆえのお気楽さかも知れない。

ま、おそらくほとんどの人はオイラが感じているほど追い詰められては居らず、余裕を持って楽しんでいるのだと思うけどね。
Facebookの書き込みなどを観ると仲間同士で連れ立って色々楽しんでいるようだ。

その人たちの行動を見聞きすると、なんか昔の自分を思い出す。
別に写真とは関係ないのだが、オイラは若い頃から会社とは関係ないところで趣味の友人を持つようにしてきた。
若い頃、ウインドサーフィンにはまったときには1年中、週末には海に行っていた。そこで何となく集まり、他愛も無い話をする仲間たちと過ごす時間が無性に楽しかったからだ。お互いに名前しか知らなかった人が大半だが、そんな気楽な関係が楽しかった。

今現在、サーキットに行くと必ず顔を会わせるカメラ仲間の多くもやはりそんな感じだ。(苦笑)

でも仕事を離れ、しがらみの無い友人には癒やされるし、そうしたつきあいが自分自身をリセットしてくれる。

自分の心の健康を維持するためには多彩な刺激が必要だし、幅の広い交友関係が書かせないのだ。