しばらく前に録画しておいた
パシフィック・リム
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%83%91%E3%82%B7%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%A0/344562/
というハリウッド映画を見た。
感想をひと言で言うならば、CGだけはすごいけど全体に薄っぺらな感じのする作品だったかなぁ。
Yahoo!映画のレビューではそこそこ好評なようだけど、自分的にはイマイチ感がかなり強かった。
最近のハリウッド映画は世界中で興行成績を良くするために中国人を使ったり、アジアを舞台にすることが多いという話をどこかの記事で読んだ。
この映画は2013年の制作だがまさしくそんな印象を受けた。
地球存亡の危機だから、人類が国籍を超えて協力したと言えばその通りなのだろうが、ヒロインが日本人で最後の砦となる基地は香港。
内容はといえば、人間搭乗型巨大ロボットで異次元?からやってくる怪獣と闘う。ただそれだけ。
CGはすごいとは思うが見ていて非常に目が疲れる。そしてストーリー展開は悪く言えばご都合主義のハリウッドならではの展開。
アルマゲドンを「巨大隕石vs人類」というストーリーから「怪獣vsロボット」に置き換えて、映像に少しだけエイリアンテイストを混ぜ込むと、この映画のイメージになるのかな?
良くも悪くも娯楽大作ではある。
菊地凛子はなかなか印象的ではあったが、ストーリーの中で周りが全員英語で会話しているのになぜ彼女だけが日本語を使う必然性があるのか、そして彼女がおさない頃の日本の情景描写がお粗末。それと香港マフィア?みたいな登場人物の描き方もギャグそのものだ。
正直、こうしたCGを駆使した作品は最近食傷気味である。
B級、C級の邦画からコメディやラブストーリーなど録画してある映画は200本近くあるので、口直しに少ししっとりとした映画を見たくなってきた。
高倉健の「あなたへ」や未だに見ていなかった「ブラック・レイン」も録画してあるので次に見るのはそのあたりかな。(´ー`)┌フッ