週末に見た映画など・・・
まずはこれ。
アイアンマン3
3作目ともなるとどうなるのかと思ったが、強大な敵を登場させた訳ね・・・。(^^;)
主人公の戦いに対する喪失感をもっと深く掘り下げて描写すると、味わいのある作品になった気もするけど、これ、そういう映画じゃないもんね。これでいいじゃんって感じ。(苦笑)
ど派手なCGはお酒を飲みながらノー天気に眺めるには悪くない。
嫌いじゃ無いよ、こう言うの。(^_^)v
お次はこれ。
009 RE:CYBORG
昔のアニメや原作を見てきたものにとっては劇画タッチの「絵」にちょっと違和感が残る。
ストーリーとしては未完のままとなっている「天使編」のひとつの結末の形と言っていいだろう。ただし、往年のサイボーグ戦士の内容、そして時代背景をきちんと理解していないとこの作品が描こうとした世界は理解できないかも知れない。
ベトナム戦争や東西冷戦を時代背景として描かれてきた作品だけに、東西冷戦が終わり、国家間の争いは収まったかに見える現代。だがその陰で国家という単位では無い争いが絶えること無く続いている。宗教に根ざすものなどがその代表だが、実力行使の仕方が「戦争」という概念からはかなり変化し「テロ行為」という、非人道的なものに変わっている今、敵は見えない存在になっている。
※戦争における戦闘行為が人道的だなんて言うつもりはないが、少なくともそこに居る人々は(本人が望む、望まないにかかわらず)戦う意思を持っているが、テロはただの殺戮行為である。
※戦争における戦闘行為が人道的だなんて言うつもりはないが、少なくともそこに居る人々は(本人が望む、望まないにかかわらず)戦う意思を持っているが、テロはただの殺戮行為である。
そしてかつては頼りにされたはずのサイボーグ戦士達は今では過去の遺物でしか無いどころか、国家にとってはお荷物に過ぎず、結局は政争の道具に利用されてしまうと言うのが時代が彼らに与えた新たな試練と言えるかも知れない。
ま、面白かったよ。。。。
最後まで劇画調の絵にはなじめなかったけど。(苦笑)
3本目はこれ。
ゴーストライダー2
これは超お気楽かつお馬鹿な映画だった。(^^;)
1作目はまだ楽しめたが2作目はひどい。
CGだけをぼけーっと楽しむだけの映画だ。これニコラス・ケイジが主役だからまだ多少は注目されたけど、そうでなければただの駄作で終わっていたはず。
4本目はこれ。
ウルバリン・サムライ
日本ロケのようだがやくざの描き方とか、そこかしこに日本の描写が???だが、まあそんなことはどうでもいい。なかなか面白かった。
ストーリーに無理矢理感がかなりあるけどこれは難しいことを言うような映画じゃないもんね。これで良いのだ。
自らの運命を呪いながらも生き続けるローガンの生き様を描いたものだ。(と言っておこう)
自らの運命を呪いながらも生き続けるローガンの生き様を描いたものだ。(と言っておこう)
生身のアクション(に見えるだけ?)が派手なCGに食傷気味なのでちょっと新鮮だった。
真田の動きは切れがあって良いなぁ。
週末の〆はこれ。
茄子 スーツケースの渡り鳥
前作「茄子 アンダルシアの夏」の続編という設定だ。
あれもこれも・・・という話では無く、ターゲットを絞り込んだシンプルなストーリーで素直に楽しめる。
あまり説明じみたシークエンスが無いので見た人がそれぞれの思いで解釈すればいい作品かな。
あまり説明じみたシークエンスが無いので見た人がそれぞれの思いで解釈すればいい作品かな。
自転車競技の世界を描いた漫画では最近は「弱虫ペダル」ってのが人気らしいがオイラ的には曽田正人の「シャカリキ」という漫画が好きだったなぁ。
昨今の自転車ブームを追い風にして、有名なツールドフランスなどの大きなレースを舞台にした長編アニメなんかがあると面白いかなぁ。
さて、来週はなにを見ようか。