盗撮騒動・・・その後 | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

先日ちょっと書いた盗撮騒動だが、一応収束方向には行っているようだ。ただし、「盗撮」という表現はなりを潜めたが、まだ火種は残しているみたい。
ま、それは第3者のオイラが何度も首を突っ込むことでは無いので介入する気は無いしその必然性も無い。

ちなみに先日のオイラの主張内容はほぼ全面的に友人の主張を支持する側に立っているものと思われているかも知れないが、あくまでもそれは結果論であり、中立的な立ち位置からの意見のつもりだ。

あくまでも、被写体となった方と縁もゆかりも無い方々が

勝手に写真を撮るのはけしからんっ!!
SNSへの投稿はもってのほかだ。
あれはエロ写真であり、わいせつ写真だっ!!


と声を上げたこと、とくに「盗撮」という言葉を用いて感情的に非難するばかりで肖像権という観点での議論が出てこないことに違和感を覚えて意見を書いたに過ぎない。

もしも、被写体の女性自身が撮影されたことに気づき、抗議の声を上げたとすると少し話は変わってくるかも知れない。
前回書いたように盗撮には当たらないと思っては居るが、本人の主張による、
肖像権の侵害
プライバシーの侵害
名誉毀損
みたいな権利主張があると法的な判断がどうなるのかはオイラにはよくわからない。
このあたりになると法律なんていい加減なもので、いくらでも「○○の権利を侵害している」という主張が出来るからだ。優秀な弁護士をつけたモン勝ちみたいなどろどろした話になってしまうのかも知れない。

ちなみに風景を撮っているときにたまたま映り込んだ通行人がそのような主張をしているだけなら、聞き流してもいいと思う。だが、明らかに人物を狙って撮ったと思われる画像に関しては、限りなくグレーだと考えている。
繰り返すが、そういう画像に関してもオイラの意見としては、撮影行為自体は先日の騒ぎのキーワードとなった
盗撮
にあたるとは思わない。先日書いたとおり、通常の視点から見えるもの(見えてしまうもの)だからだ。

また、撮ったことに対して、第3者が
恥ずかしい写真を撮られて(投稿されて)かわいそうだ
という感情論から意義を唱えるのは、他人を思いやっている正義の味方のつもりなのだろうが、かなり違和感がある。
くだんの例では被写体が女性(と思われる)であるため、ジェンダーフリーだとか声高に叫ぶ人が過敏に反応する(した)のかもしれないが。

ま、今回の議論の本来の論点の本質は対象が男だろうが女だろうがまったく関係ないと思うけどね。

ただし、上述の様に本人からのクレームが付いた場合は議論の余地が大いにあるとはおもう。
法的な判断は専門家に任せておくとしても、(道義的なんて大げさな表現をしないまでも)マナーとか他人に対する思いやりと言えばいいのだろうか、そうした観点からの議論はあってもおかしくないと思う。

そのあたりは、スナップ写真の難しさでもあり、時代と共に解釈はどんどん変わっているはずなので
昔はこの程度でガタガタ言われることはなかった。
という理屈は通用しないと思う。

オイラがグレーゾーンだと考える所以だ。

もう一つ言うと、オイラはスナップ写真は苦手だし、ほとんど撮らない。人物のスナップに至っては、お祭りのようなイベント以外では撮ったことすらない。

理由は単純。もめ事になるのが怖いからだ。

実際に正しいか正しくないかという以前にもめ事の種になる可能性が高いのはわかりきっているから、手を出さない。
ま、要するに逃げてるってこと。
別にオイラが善人なわけでも、倫理的道義的な筋を重んじているわけでも無い。
この点に於いて撮影する人をせめる気持ちはさらさら無く、むしろよく撮れるな-と感心する気持ちの方が強いのだ。

とどのつまりチキンなんだよね、オイラ。(苦笑)

プロとして勝負をかけてるわけでもないし、その必然性もない。趣味で写真を撮る以上、愉しく撮れる被写体を選択しているだけなのだ。

まー、撮るチャンスが無限にあるジャンルだし、興味ないわけじゃないんだけど。。。(^^;) 

・・・とは言え、最近倦怠期ではあるものの、やっぱりまだレースの撮影の方が興味あるかな。
(´ー`)┌フッ