手術後2日目 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

9日の午後1時から大腿骨骨折の修復手術を受けた。

普段寝ているベッドのままで手術室に運ばれた。40年近く経っている病院なので、テレビドラマで観るほどの最新機器?ではなかったが、あんな感じ。。。
思わず、テレビドラマみたいですね・・・と言ったら笑われたが。

全身麻酔。
眠くなる薬を入れますよ・・・と言われ、かすかに臭気を感じたらそれこそ、
い~ち、に~ぃ、さ~んはい、落ちたぁ
って感じだった。
だれもがそうだと思うが、どれだけ我慢できるのか頑張ってやろうなどと思ったがまったく無力だった。。。。敗北感。。。orz


まわりから声をかけられてぼーっとしながら目覚めたのは確か午後4時過ぎだったと思う。
手術には2時間くらいかかると聞いていたが、あとで確認したら終わったのは3時半。都合2時間半くらいかかったらしい。

しかし、手術の間中、腰を伸ばした姿勢だったのだろう。目覚めたとたん腰がものすごく痛い。それに加えて首ものけぞり姿勢だったらしく、頸椎ヘルニア保ちのオイラとしては首もたまらなく痛かった。
ベッドの背もたれを少し起こしてくれと言ったが、頭を心臓より高くすると麻酔が回ってしまう?と言うことで午後7時まではそのままで居ろと言うことだった。
この3時間が本当につらかった。
手術した脚は大して痛まないが腰と首が痛くてたまらん。
横を向いてもいいというので何とか横向きに姿勢を変えてエビのように背中を丸めてじっと耐えていた。

この間にT田さんとN子さんが来てくれたが、さすがにいつものように軽口を聞く余裕は無く、ただただじっと耐えて時間が過ぎるのを待っていた。そしてようやく午後7時となり、ベッドを起こしてもらって一息ついた。水分を口にすることも許可が出たのでカラカラだった唇やのどを潤した。

ふと気づくとのどが痛い。あとで確認したのだが、やはり手術の間は気道確保のためにチューブがのどに入っていたらしい。のどの粘膜がひりひりする。扁桃腺がひどく腫れているときのような感じだ。10日の朝になってようやく痛みはほぼ治まったけどね。

術後、腰痛と首の痛みで悶絶している間にも尿意を催していた。そりゃそうだ。食事の代わりに点滴ばかり、2Lくらい入れられていたんだから。
しかし、どうせ、おち○ち○にはチューブがつけられているはずなのでそのままして見ると、おち・・・にものすごい激痛が走る。尿管を無理に広げられていることに寄るのだろうか???
思えばこのチューブ、たしか尿道カテーテルと言うはずだが、大学生の頃こうした医療機器を箱詰めするアルバイトをしたことがある。そのときに「尿道カテーテル」という名前を見て、バイト先の人に
まさか、これ、突っ込むわけじゃ無いですよね・・・???
と聞いたら、当たり前のように、入れるんだよ・・・と言われて、想像しただけでイタかったのを思いだした。
あれからウン十年、まさか自分が使う日が来るとは思わなかった。(^^;) 
外径8mmくらいあり、結構太いんだよね。
いくらシリコンゴム?製とはいえ、イタくないわけ無いよね。
それに刺さっている間は勝手にオシッコがちょろちょろ出続ける感じ?でいやだったなぁ。

breakfast

幸い、翌朝抜いてくれたが、ぬる~っと抜かれる感じが、痛くて気持ち悪い。。。
その後、自分で溲瓶を使うときに見たら、紙おむつの中にはワセリンみたいなモノで汚れており、おち○ち○の先にもべっとり・・・・きっと挿入の時に潤滑剤として塗ったんだろう。
それにしても抜いたあともオシッコするときはおち○ち○がすごくいたい。これもその後徐々に時間とともに回復し、10日の朝の時点では軽い疼痛レベルまで来たけど。(^^)v

生まれてこの方、盲腸すらやったことは無いので入院は初めてだし、手術も初めてだった。
体にメスを入れるというのはすごく負担がかかることだとはよく聞くが、オイラも手術の晩から翌晩までずっと微熱が続き、37.5℃くらいあった。
それと、実際にどのくらいの出血があったのかは不明だが、術前の説明では結構な量になると聞かされていた。そのせいか、昨日一日は流石に貧血気味で朝の内はベッドの上で上体を起こすだけで少し気分が悪くなった。幸い、昼までには回復したので午後は医者の許可もあり、試しに立ち上がってみたが、若干立ちくらみがした。(^^;) 
昨日の時点ではまあ無理せず、そこまでにしておいた。

dinner

骨折部位にはΦ10x300程度のチタンの棒が入ったと言うが、さすがに骨には神経が無いおかげで骨はまったく痛まない。
だが、挿入のために切った腰の横と膝の外側はさすがに少し痛む。それ程の痛みでは無いのだが、膝を何とか動かそうとすると(おそらく縫合してある部分が)引っつれて痛むのだ。それと相変わらず太ももまわりがパンパンに腫れており、筋肉に力を入れると痛い。

昨日の朝の時点では膝は自力ではほとんど動かなかったが、今朝は伸ばした状態から3cmくらいなら持ち上げることが出来るようになってきた。手で持ち上げればもう少し動くが膝関節が固まってるので徐々にほぐしていくしかなさそうだ。なんたって2週間もまったく動かさなかったんだから、関節が固まって当たり前だ。3日も動かさなければぎしぎしになるんだから。(^^;) 

ちなみに昨日、松葉杖で3回くらい立ってみた。術脚は右だが、医者の指示は結構アバウトで
痛みに応じて荷重可
と言うモノ。
折れた骨は太いが単純骨折なのと、芯棒を突っ込んだので垂直荷重なら問題無いのだろう。
医者の言葉は好意的に解釈すればそうなる。
うがった見方をするならば、
立てるモンなら立ってみな・・・・
的な挑発とも言えるし、
どうせ痛くてたいした荷重はかけられないんだから・・・・
という侮りとも言える。

おう。それなら立ってやろうじゃん。

そんな流れで午後、U方ちゃんに松葉の用意をしてもらった。でも、この天然系の子は全然あわないのを持ってきたり、左右でまったくサイズが違うモノを持ってきたりとなかなかお茶目である。(´ー`)┌フッ
でも、何とか立つところまでは行った。太もも全体がまだパンパンに腫れているので力が入らず、右脚を持ち上げ続けるのはちょっと難しい。
それにまだ貧血気味なのは否めず、この状態で部屋を出て歩くのはさすがに無謀と判断し、前述のように昨日はそこまでとしておいた。
それでも何かと心配してくれている若い看護師さんたちが代わる代わる顔を出してくれた。みんな回復?というか、手術の成功を喜んでくれている。

ありがたいなー。。。

おとといあたりからは、看護学生のTちゃんともすっかり仲良しになったし。この子、メガネしてると気づきにくいが結構整った顔立ちをしているし、なんと言っても巨乳ちゃんでもある。(^^)v
おほほーい。

そして今朝、朝食のあと一休みしてから意を決して動き出した。
まずはベッドからでて椅子に腰掛けて5分程度、体を慣らし、その後、パンパースを脱ぎ捨ててパンツとジャージを身につけてみた。
その状態でまたしばらく腰掛けた状態で様子を見てから、車いすを借りて自力でう〇こしてきた。
まだ、右膝が曲がらず脚を伸ばし気味なので車いすも楽では無いが、軽く痛む程度まで曲げて我慢していると少しずつだが間接もかがるようになるのは2年前の経験で知っている。


ま、そんな感じで始まった入院15日目、手術後2日目の朝である。