電線 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

子供の頃の理科や生物の実験で蛙の脚に電気を流すと筋肉が収縮してびくんと動くのを見たことがある人は多いはずだ。

なるほど、体の中には微少な電流が流れているんだなと何となく理解はしていた。
肘をどこかにぶつけた拍子に、打ち所が悪いと肘から指先にかけてびりびりと電気が走り、しばらくの間しびれて動かせないことも誰もが経験のあることだろう。

2ヶ月ほど前から指先のしびれを自覚し、その後、頸椎ヘルニアが原因であることがわかってからは、とりわけ体中に張り巡らされている「電線」を意識するようになった。

このところ、少し症状は小康状態だが、1ヶ月前の一番ひどかったときはじっとしていても首から肩、そして腕の付け根から肘の裏側を通り、手首、そして指先までびりびりと痛みを伴う電気が走っていたものだ。そして、そんなときは体のどこに神経が通っているのかを実感できた。(苦笑)
一番痛かった時期は肘のあたりの神経が常時びりびりして動かさなくても痛みがあって結構きつかった。

このところ、痛み止めは飲むのを我慢しているが、その代わり、風呂上がりに首から肩にかけて湿布を貼り、昼間は肩に使い捨てカイロをつけている。炎症を抑えるのと血行をよくすることを交互にやってみている。
そのおかげか、幾分楽になってきたようだ。指先がぴりぴりとしびれるのと首を斜め後ろに傾けるとてきめんに痛みが走るのには違いはないのだが、痛みを感じないで動かせる範囲がわずかだが広がったし、肘回りの痛みはあまり感じなくなった。
腕に電気が走ったときは、まるで温熱治療器にかけているかのように、ぴりぴり&じんわりと暖かく感じるのだ。もちろん、わずかな痛みも当然伴うのだが。

腰のヘルニアや首のヘルニアを患っている人は案外身近にも多く、その治療の際には「牽引」するという話を良く聞くが、今のところオイラは整形外科に行っても
首の牽引をしましょう
とは言われていない。
ある程度症状が落ち着いたら、首の筋力UPが効果的とは言われるのだが。

結局のところ筋力が落ちると頸椎への負担が増えて、椎間板がつぶれたり、変形したりと言うことなのだろう。このところ、少しではあるがアイソメトリックでの首トレはやり始めたところだ。

完治は難しいようなのでごまかしながらつきあっていくしかないのだろうなぁ。