7月に入り、梅雨明け宣言が出るの待ちわびたかのようにセミが鳴き始めた。
しゃわしゃわしゃわ
というでかい鳴き声はクマゼミだ。
お盆休み前まではどこへ行ってもほとんどがクマゼミだった。しかし、お盆を迎える頃から、場所によっては少しだけアブラゼミの声が混じるようになり、お盆を過ぎた今、ツクツクホウシの声が混じるようになってきた。
自宅からは遠いが、鈴鹿の帰りにはヒグラシの声も聞いた。
ヒグラシの声を聞くと何となく甘酸っぱい気分になる。
バキッ!!☆/(X_X)
バキッ!!☆/(X_X)
関東ではあまり、時期がずれることもなく一斉に鳴いていたイメージがあるが、南国ではちゃんと種類ごとになく時期が決まっているようだ。
そう言えば子供の頃、食い入るように熟読した昆虫図鑑には必ず鳴く時期がいつ頃という記述があったモノだ。
季節感がなくなっている都会と違って自然豊かな土地ではいまでもきちんと自然の営みが繰り広げられているようだ。
お盆休み明けも連日、日中の最高気温が37~39℃という酷暑だし、湿度の高さも相変わらずだった。
そして夕方になると雷雲が発生し、あり得ないくらいの豪雨がごく短時間に降る。
雨上がりにはまだ涼しくなるとは言いがたいが、それでも夏のピークを過ぎつつあることを実感する。
そして、休み明けの日課。
日々の観察が続いている。
そう、女郎蜘蛛だ。
昨秋の赴任時には4、5cmはあるでかい女郎蜘蛛がたくさんいた。
年を越す頃に最後の一匹がいなくなり、そのまま春を迎えた。
6月頃になって初めて小さい蜘蛛が巣を張り始めた。
最近では2cm程度まで育ってきた。やはりえさが豊富なのだろう。お盆を挟んで、数も増え始めた。
さて、南国でつゆむしやコオロギの声を聞くのはいつだろう。
そんなことを思っていたら、まだまだ夜も蒸し暑いのにふと気づくとつゆ虫やコオロギが盛大に鳴き始めている。(^^;)
そう言えば、昨年の9月最終週に南国に来たときには、昼間はまだまだ暑いが、セミはすでにおらず、朝晩は意外に涼しい風が吹いていたっけ。
早いものだ。もうじき丸1年を迎えるのだ。
当初は生活基盤を整えるのにばたばたしたものだが、落ち着いてしまえば日々の暮らしは快適であり、不満どころか大満足である。
唯一、サーキットが遠いこと以外はね。(苦笑)
秋は週末ごとに撮影の予定が立て込んでいるので、今のうちにバイクで近場を走ってみるかなぁ。
一応、レッドスコーピオン号、ブルーサンダー号は両方ともスタンバイOKだ。(^_^)v