仕事をしていく上で大事なことがいくつかあると思う。
ひとつは疑うことだ。
目の前のものを何も考えずに鵜呑みにしてしまう人がいる。
何でそれで良いのかと疑問を抱かない。
目の前にあるものを肯定して、××だから○○は出来ないんですという。
その前提条件をひっくり返せば、まったく違う世界が描けるとはつゆほども思わない。
人が決めたルールを無条件に受け入れるのに等しいと思う。
オイラはその発想が不思議でたまらない。
自分でこんな事をやってみたいと思ったら、仮に前にやってみて駄目だったよと一蹴されても、以前とはこういうところが変化しているから、今度はうまくいく可能性があるとまわりを説得すれば良いのに・・・と思う。
うまくいく見通しが得られないまでも、もしかしたらうまくいくかも・・・・?とか、確かにやってみないと答えはわからないなぁ・・・と思わせることに情熱とエネルギーを使わずに、
駄目だって言われちゃいましたぁ・・
とあっさり引き下がってくるのだ。
おまえ、それで仕事が楽しいか?やりがいがあるのか?と聞きたくなる。
反面、時には、ごちゃごちゃ言わずに丸呑みする度量も必要。
心配だからと握りつぶすのでは無く、可能性を見いだして、それを確かな物にするためにはどんな検討をすれば良いのかを一緒に考えれば良い。
見直す余地があるなら、発想を柔軟にして、何を棄てれば目指す物が得られるのかを視点を変えて議論すればいいと思う。
それが、ものづくりをする人間だし、そこにものを作り出す楽しさもあると思うんだがなぁ。