過ぎ去りしMacな日々 (´ー`)┌フッ | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

最近のアップルの勢いは本当にすごいと思う。 
かつて今にもつぶれそうになり、ジョブズの復帰と共にiMacでかろうじて息を吹き返したアップルが・・・である。 

iPod 、iPhone、iPadと立て続けにスマッシュヒットを続けたおかげで、今や知らない人はいないといって良いだろう。 
新型iPadに至ってはすでに全世界で300万台売れたらしい。

昨日のニュースによるとキャッシュフローの余裕がかなりあり、手元資金でトヨタ以外の日本企業はどこでも丸ごと買収できるほどらしい。 そして株主還元ということで17年ぶりに配当を出すそうだ。 

でも、オイラはそんな飛ぶ鳥落とす勢いのアップルはあんまり好きでない。
 主流になってしまったアップルにはあまり魅力を感じないのだ。 

オイラが天の邪鬼だからかもしれない。 

かつて、オイラが初めてパソコンを購入した頃、世の中はウインドウズ95の登場で沸き返っていた。 
当時はパソコンの聖地だった秋葉(!)で、徹夜でWindows95のOSを買い求める人の列が報道され、パソコンのなんたるかも知らずにOSだけ買って、「うごかねえじゃねえかっ!!!」と本気で怒っている人がいた時代。。。 

メイドとかアイドルタレントの根城になってからの秋葉には立ち入ったことがないので今はどんな街になっているのかも知らないけどね。 

そんな中、オイラがあえて割高のMacを買ったのはひとえに、何となく人と同じなのがイヤだったり、世の中のマジョリティに対するささやかなレジスタンスだったのかもしれない。 
もちろん、仕事で使う訳では無く、あくまでもおもちゃとして購入したというのも大きな理由理由ではある。(^^;) 

もっとも、当時からMacは好きだが、アップルコンピューターという会社自体はどうでも良かったんだけどね。(苦笑) 

そのMacintoshもトレードマークの7色リンゴが白一色になってしまった頃から、急激に魅力が色あせたように思う。(少なくともオイラにとっては・・・・である。) 

かつてのMacは起動時に不具合があると爆弾マークがでたり、いろんなアプリと入れすぎるとコンフリクトを起こし、すぐにフリーズしたり、落ちたりしたものだ。(^^;)
 でも、そんなMacをうまく手なずけながら使うことに、やや自虐的な楽しみを見いだしていたのも事実なのである。(爆) 

今や、安定度も増し、実用上問題の無くなったMacは窓機と大差なく、どちらを選ぶかということはあまり重要な意味を持たなくなった。 アプリでさえ、今はどちらでも使えるハイブリッド版として提供されているものが多いし、そうでなくても同じアプリが双方に提供されている。 

音楽や画像関係のアプリを使うならMacという構図は遠い昔のことである。 DTMやDTPなんていう言葉も今はほとんど見聞きすることはなくなった。
職場では否応なしに窓機を使う身としては、無理に自宅でMacを使うことに不自由さを感じるようにさえなっている。 

ここで、オイラの大して長いとは言えないパソコン歴を振り返ってみよう。
 以下、購入、あるいは借り物として自由に使える環境に合ったパソコンであり、時系列にしたがって羅列してある。 

Macintosh PowerBook5300C:漢字Talk7.5.3
Macintosh パフォーマ5210:漢字Talk7.5.3
iMac(初代):OS8(だったかな?) 
PowerMac G3(青/白):OS9 
Gateway B5ノート:WindowsMe 

NEC A4ノートPC:WindowsXP 
NEC タワー型PC:WindowsXP 
PowerMac ???:Tiger(OSX10.4) 
レッツノートR5:WindowsXP 
富士通A4ノートPC:窓7プロフェッショナル 


とまあ、こんな感じだ。 

現在、手元にあって稼働しているのは上記の赤文字の4台のみである。 

MacはOSXになってから、UNIXベースと言われる安定感の増したシステムになったのは結構だが、使っていてもまるで愛着がわかず、完全にどうでも良くなってしまった。 
現在のTigerマシンは、iTuneとフォトショップ専用マシンと化している。(苦笑) 

少し前、Macのノートを買おうと思っていた時期もあったが、やはり愛着がわきそうもないため、見送っている。 それにたいしたこだわりもないのならば、窓機で十分とさえ考えるようになってきたのだ。
 
長いものに巻かれることの楽ちんさを知ってしまったからなのか、マジョリティに対する反骨精神を年と共に失ったからなのか、はたまた、冒頭に書いたようにMacが・・・いや、アップルがマジョリティになってしまったことに対するアンチテーゼなのか・・・ 

正直、自分でもよくわからないが少なくとも今、MacなPCが欲しいという欲求はほぼゼロに近いと言うことだけは間違いない。

オイラがMacな人に戻る日は果たしてくるのだろうか・・・?(笑)