今日はご近所林道の中ではゲロゲロ度No.1の呼び声が高い、とある林道へ行って来た。
しかし、その前に朝イチでひと仕事。
朝7時前からTLMのメンテ・・・というか、改良。
改良ポイントその1
ハンドルポジション。
何しろ20年前のバイクだ。当時としては常識だったんだろうが、ハンドルが低いせいでスタンディングでは前傾がきつく腰が痛くなるのだ。
今時のトライアルの常識ではもっと楽に立てるポジションなのだが、そこはそれ、仕方ないとあきらめていたのが、ハンドルバーのしたに入れるスペーサーが売っているのを知り、試しに買ってみたのだ。
19mmと30mmが有ったので、迷わず30mmを選択。
ブレーキホースとクラッチケーブルが突っ張ってしまわないかと心配だったが何とか許容範囲だった。(^_^)v
それから、以前から持っているコンパクトなポータブルナビ用に汎用ステーを買ってみた。
ナビ用の電源ケーブルも買ってあるのだが、それはまた今度。
とりあえずはナビの視認性や保持性を確認するためのテストだ。
ま、そんな感じで午前8時過ぎに出発。
2週間前のルートと同じく、まずは足慣らしに軽めの林道。
途中の分岐がドロドロぬたぬたのヒルクライムアタックルートっぽかったので入ってみたかったが、今日の目的は伝説の林道だ。
この道はまた今度。
ほいほいと走り抜け、目的の林道へ。
どちらも行き止まりらしいが、まずは左から。
この界隈では最も長いという素堀のトンネル(^_^;)
秘境感たっぷり。。。。(*^_^*)
しかし、昨日までの雨のせいで結構ドロドロ。(^_^;)
TLMのトライアルタイヤならば、無茶なことさえしなければ問題ない。
ずんずん進むと、段差が・・・・
これは通り抜けてから撮ったもの。
降りる方は何も問題ないが、帰りの登りもタイヤか轍の稜線をうまく使えばなんてことはない。
右端のコンクリートラインは万が一、右にバランスを崩すととんでもないことになるため、絶対に通ってはいけない。(笑)
先に進むと朽ち果てたトラック。
ブログなどで数多く紹介されていたが、その多くはもっと原型をとどめていた。
歳月がもはやよく見ないとトラックであることも判別できないほど、風化させているのだ。
ドロドロの路面を慎重に進む。
何しろ、初ルート。しかも単独行。
避けられるトラブルは避けないとね。
地面に蝶がいるのかと思ったら、ちり落ちた花がいちめんに敷き詰められていた。
可憐な花を踏みにじり(^_^;)ながらさらに進むと少しずつ倒木もどきなどがでてきて、秘境感が増してきた。
しかし、そこを抜けるとあっけなく行き止まり。
事前に聞いていたほどではなかったなぁ。
今日は雨の直後なのでコンディションはやや悪い方だと思うが、それでもこんなモンかぁ?ってのが本音。
デモ、楽しかったけどね。(^_^)v
とりあえず、分岐まで戻る。
トンネルの入り口は雨水が滝のように流れている。
距離にしたらわずかなのだが、バイクはすでにドロドロ。(^_^;)
今度は右ルートへ。
こっちは聞いていたとおり、舗装路っ!!
ずんずん進むと竹が行く手を阻む。
だが、路面は舗装路だ。
さらに進むと竹が覆い被さるような場所もあるし、路面もだいぶ覆われてきたが、
それでも舗装路だ。(^_^;)
いったい何のための舗装なんだろう・・・
謎だ・・・・
さらに進むと、これまた多くのひとがブログなどで書いているU字溝・・・?
見ると、道がいったん1.5mくらい落ち込み、その後2~3mの登りとなっている。
角度は下りは30度くらいか。比較的荒れは少ない。
登り側は角度はもう少し急で、えぐれている箇所がある。おそらく訪れたバイク野郎が後輪でかっぽじった跡なのだろう。
何しろ、昨日までにかなりの雨が降ったので降りたところがドロドロぬたぬただったらヤバイ。
降りたは良いが上れないのが最悪だ。
仲間がいれば力ずくであげることも出来るが、一人ではいかに軽いTLMとは言え、どうにもならない。
手前でバイクを止め、まずは歩いて路面を確かめる。
坂を下る。いちばんそこの部分の路面を確認。向こう側も登ってみる。
意外なほど滑らない。
ソールを張り替えたばかりのブーツであると言うことを割り引いても、路面は悪くない。
これなら、トライアルタイヤならば十分グリップするはずだ。
そうなると登り側のライン。
登り初めてからいったん左にラインを変更してくぼみを回避するようにすれば、何とかなりそうだ。
トライアルどころか、トライアルごっこをほんの数回やったことがある程度のオイラだが、軽いTLMならば何とかなるだろう。
おそらく、ブルーサンダーだったら、ここで引き返していたけど・・・。(^_^;)
最悪、登りで転倒しても戻る方向の坂は荒れていないのでエンジンさえかかえれば戻ってくることは出来る。
そう判断し、トライ。
幸い、イメージ通りのラインをトレースでき、無事クリア。
その先はなぜかまたまた舗装路。(^_^;)
すぐ脇には用水路のようなものまでアリ、城壁のようなカベが・・・・
この道、ホント、何なんだろうね??
さらに進むとさすがに舗装が終わり、竹が倒れていたり、倒木があったり・・・・
それでもさらに進むとやや広いスペースで行き止まり。
脇道らしきものがあったので入ってみたが、10mも行かずに行き止まり。
とりあえず、広いところまで戻り、小休止。
ふと見るとサイドスタンドを止めているボルトが脱落しかかっていた。
このバイクは2年ほど前に中古で買ったのだが、自分でここをメンテしたことはない。
2本のボルトのうち1本は頭がインチサイズだったり、すでにボルトが曲がっていたりと、まともに固定できなかったが、まあ、邪魔にならず、脱落せず、と言うレベルまでは締め直した。(^_^)v
ふと脇を見ると、先人の置きみやげが・・・・・
スパークプラグのなれの果てだ。
おそらくここまで来たところでエンジンが不調となったか、プラグがかぶったかしたのだろう。
スペアプラグを持っていたのは結構な事だが、外したプラグをこんなところに捨てていくのは関心出来ないナー。
だいいち、#6の熱価のプラグはちょっとやりすぎなんじゃないの?って感じ。
ちなみにオイラのバイクは#8が標準。少なくともご近所を走り回っている限り、特にかぶることもなく、焼けは良好だ。(^_^)v
かなり汗をかいたので、十分水分補給をした後、しみじみと来た道を戻る。
県道まで戻ったあとは2週間前とほぼ同じルートをたどり、林道三昧。
う~ん、楽しい。
それに普通の林道が楽チンに思えるから不思議だ。(爆)
す。。。済みません。通行止めとはつゆ知らず・・・・
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!
今日のところはバッテリーを温存しながらの使用だったがやはり小さくてもナビがあると便利。
適当に走ってもだいたいの居場所はわかるのでどちらに行くべきかはわかる。
さんざん走り回り、最後に5月連休から何度か走っている、かなり荒れているコースを往復して終わろうと、その手前で休憩。
少し前から、なんか腕がひんやりするなぁと思っていたが、ふと見ると血が出ている。
ゲロゲロ林道で立木だかつるに腕が当たったので、ちょっと切れたのかなぁと思いながらジャージの袖の中を見たら、ナメクジみたいなものが見えた。
すべてを理解できた。
ヒルだ。
結構吸われたなぁ。(苦笑)
炎天下?のアスファルトの上に投げ出されたヒルは暑さで悶絶しながら、血反吐を吐いていた。
オイオイ、その血は元はと言えばオイラのだろうと思わず突っ込みたくなる。(笑)
ゲロゲロではないがかなり荒れているコースを往復し、本日は締めくくり。
今週の雨で浸食がかなり進み、一部は崩落気味のところもあったな。
ふと空を見上げるとトンビが気持ちよさそうに飛んでいた。
とりあえず、無事に走り終え、25kmのリエゾンの後、帰宅。
朝8時出発。午後3時半帰宅。
走行距離、140km。うち、ダート50kmくらいかなぁ。
途中の給油時点での平均燃費23km/L
帰宅後、すぐに洗車し、サイドスタンドのボルトをつけ直す。
抜いたボルトは案の定、曲がっていた。(^_^;)
手持ちのボルトの中からちょうど良いものがあったので取り付け完了。
ついでにテールライトのねじがひとつ脱落していたので、これまた手持ちのナットから何とか使えそうなものを選び、締め付け完了。(^_^)v
今日の総集編。
ハンドル高さを調整したのはかなり良かった。
あさつけた状態では今イチだったが、途中でハンドル角度を起こしてさらに高さを稼いだところ、かなり良くなった。(^_^)v
荷重をステップにかけられるので、肩の力を抜いてハンドル操作の自由度が増した感じ。
オッケーオッケー。
ナビも取り付け方や電源などやることは残るが概ねOK。(^_^)v
楽しい一日だった。(^_^)v
とりあえず、シャワーを浴びて洗濯もしたので、日が暮れる前に近所のバイク用品屋に行き、ミラーを買ってきた。
やはり、オフロードバイクは常に転倒の危険があるため、破損防止のために折れ曲がるタイプに交換だ。
それに林道ではミラーは邪魔だし、折り畳めばハンドルの操舵慣性モーメントも下げられるので走りやすくなると言うものだ。(^_^)v
帰り道で何年かぶりでリンガーハットに寄った。
リンガーハットでドライブスルーのお持ち帰りがあるという話は聞いていたが、初めて見たよ。
野菜たっぷりちゃんぽんを食べたのだが、野菜は多いが、魚介類がかなり少なくなった印象。
スープも以前の方がおいしかった気がするなぁ。
さあ、明日は少し落ち着いてバイクの状態を確認するとしよう。。。















